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2010年10月

2010年10月31日 (日)

ハロウィンディナー

今日はハロウィンディナーです。かぼちゃを中心にメニューを考えました。

まずは亮一の力作、かぼちゃとジャガイモのスープ。

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かぼちゃはラップをして電子レンジで6分ほどチンして軟らかくしました。皮部分を取って、茹でたじゃがいも、炒めた玉ねぎ、牛乳と一緒にフードプロセッサーにかけたものを鍋に入れました。鍋に入れた材料に固形スープと牛乳を再度足して煮て、塩、コショーで味を整えてパセリをのせて出来上がりです。

私はかぼちゃのサラダを作ってみました。スープ用に電子レンジで加熱したかぼちゃの残りをつぶして、オリーブオイル、マヨネーズ、塩、こしょうで味付けして、水にさらした薄切り玉ねぎを混ぜました。パセリのみじん切りも入れて、できあがり。

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今日のメインは、コトレッタ・アッラ・ミラネーゼ風のカツレツです。本場イタリアでは仔牛肉を使うようですが、うちは普通は牛肉を使います。今日は国産牛肉の「焼き肉用カルビ肉」使用。肉を包丁でたたいて薄く伸ばして塩こしょうして、溶き卵にくぐらせ、細かく挽いたパン粉をつけてオリーブオイルで揚げました。仕上げにバターを入れたら風味がよくなります。野菜も小麦粉をつけて揚げて、付け合わせにしました。今回もシシリアンルージュというトマトを使用。加熱したらぐっと甘みが強くなります。

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フジッリをアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ風に調理しました。アンチョビをいれて味を引き締めました。

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今日は今朝見終わった映画「第9地区」へのオマージュで、南アフリカ共和国産の赤ワイン「Cape Vin Rouge」にしました。国分さん輸入のワインです。ライトボディ、とボトルには書いていますが、結構瓶を開けたときは渋めで、タンニンの強さを感じました。食事の後半には非常にまろやかに変身したので、むしろミディアムボディの味わいを感じました。

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ミニ薔薇とともに、Happy Halloween!

圭子&亮一

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親子丼朝ごはん

丼を朝食べるのが好きです。鶏肉と卵と玉ねぎがある時は、よく親子丼を作ります。

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甘辛く玉ねぎと鶏肉を煮て、溶き卵を入れて蓋をして少し待って出来上がり。卵を溶くときにあまりかき回さず、1、2回だけ箸で混ぜると、白身と黄身が混ざり過ぎなくて、なかなかいいのです。黄身が半熟で固まっているところと、白身だけでプルンと固まっているところがはっきり分かれて、色がきれいなのです。そして、いろんな状態の卵が一つの丼の中で味わえて、うれしいのです。

ちなみに、今年6月におなかの手術をしたのですが、そのために去年からダイエットしていました。(手術後の回復が全然違うから、なるべく痩せなさいと医者から言われていました!)そのときよく、肉の代用で豆腐や厚揚げを使っていました。親子丼も、鶏肉の代わりに豆腐で作っても、おいしいですし、仙台麩を戻して肉代わりにしてもおいしいですよ。(仙台麩を使うと、親子丼というより、「かつ丼」そっくりの味になります。)

手術も無事に終わり、もう回復しましたが、ダイエットをその後も意識しています。

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昨日のクラムチャウダーの残りとともに!

圭子

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2010年10月30日 (土)

台風の日にクラムチャウダーディナー

今日は、圭子が外出だったので私が夕飯をつくりました。メインはクラムチャウダーです。ライトな作りです。玉ねぎとベーコンをバターで炒め、じゃがいもとぶなしめじ、にんじんを煮込みました。コンソメキューブ1つと牛乳、塩、コショーで味を整えました。

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付け合わせに豆サラダです。出来あいの茹でたマメとさらした玉ねぎ、キュウリ、ミニトマトをマヨネーズとコショーで味付けです。

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エビのセゴビア風のアレンジです。冷凍小エビとマッシュルームとアスパラをオリーブオイルとにんにくで炒めました。

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白ワインは安いフランスワイン、シャポー・ブルー・ブランです。キッコーマンが輸入してました。セパマールです。

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パンがすこし焦げたように映ってしまいました。

亮一

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2010年10月29日 (金)

真夜中のミートソースディナー

昨日は非常に遅い時間に高カロリーな夕飯を食べてしまいました!亮一が残業で遅く帰ってくる予定だったのですが、どうしてもスパゲティ・ミートソースが食べたくて・・・

11時からこんなご飯を食べてしまいました。

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ミートソースは、あまり手をかけていません。オリーブオイルでにんにくのみじん切りを炒め、そこに豚ひき肉を入れさらに炒め、トマト缶を投入。ローリエとコンソメキューブを入れてしばらく煮込みます。仕上げに塩こしょうで味を調節して出来上がり。10分くらいでできます。

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これはなんでしょう?「はんぺん」です!はんぺんを適当な大きさに切り、包丁で切り込みを入れて袋状にします。そこにとろけるチーズのスライスを切って押し込んでいます。半分は紫蘇で巻き、半分は豚肉で巻きました。パン粉をつけてオリーブオイルで炒め揚げ。おつまみにいいですよ。

ズッキーニの粉チーズ焼きも作り、チリの赤ワインSANTIAGOでご飯を開始したら、妙に盛り上がってしまい、食べ終わったら日付が変わっていました。こういう時間には普通低カロリーのお蕎麦とか雑炊とかがよいのでしょうが・・・「ブリア・サヴァラン」の生まれ変わりを自負する私たちは、禁断の夜ミートソースを堪能しました。

圭子

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2010年10月28日 (木)

「ココ・アヴァン・シャネル」-自然にまろやかなワインになるのは難しい-

オドレイ・トトゥの方の「シャネル」を見た。先日見た「シャネル&ストラヴィンスキー」の方は、すでに成功したココ・シャネルの経済的な強さ、そして成功者ならではの孤独を描いていたが、本作は、その「前(アヴァン)」の、成功へ向かって必死でもがいている若いシャネルを追っている。

主演のオドレイ・トトゥは、「アメリ」での愛らしさは封印して、常に口角を下げ気味にして不機嫌なシャネルを演じている。驚いたのだが、アンナ・ムグラリスとトトゥは同じ年に生まれている!絶対に、「ココ・アヴァン・シャネル」はオドレイ・トトゥで、「シャネル&ストラヴィンスキー」はムグラリスが演じて、正解。

今回のトトゥを見ていて、童顔の愛らしい女優が上手に年をとっていい女優になっていくのは、難しいし、損なのかもしれない、と思ってしまった。これは、ジュリエット・ビノシュにも言える。全くの私の個人的な意見なのだが。ビノシュを大学生のとき「汚れた血」で見たとき、心の底から彼女にあこがれ、彼女のように息を前髪に「ひゅー」っと吹きかけるのをまねして、異性の気を引こうとしていた。(なんのこっちゃ・・・)

当時(1980年代後半)、この「息、前髪吹きかけ女」は日本で多発していたはず。この映画はものすごく流行っていたから。そんなビノシュも、もちろん今でも美人だけど、「若いころの神々しいまでのオーラ」はない、私の意見だが。今回のトトゥも、愛想のない、孤高の人ココ・シャネルを演じるにあたっての努力だろうが、「アメリ」での夢のような印象は、得られなかった。

ジャンヌ・モローのように、歳をとっても、いや、歳をとったからこその味わい深い皺をたたえた女優になるのは、一握りなのかもしれない。

そういう意味で、私はむしろ、共演のエマニュエル・ドゥヴォスに期待している。本作で、ココを囲っている資産家バルザンの元愛人にして舞台女優の役を演じているドゥヴォス。はっきり言って、あまり美人ではない。あき竹城に若干似ている。でも大好き。デプレシャン監督の「そして僕は恋をする」の中でエステルを演じる彼女を初めて見たとき、「やられた!」と思った。演技をしているというより、エステルになりきっている彼女を見ていて、自分が、10年つき合った最愛の男と別れ、電話越しで泣くエステルになってしまったような、つらい感覚を覚えた。この女優さんは、これからどんどん歳をとって、ビンテージワインのように味わいのある存在になっていくと思われる。

最後に、永遠に愛らしいまま、現在進行形で成功している稀有な存在として、吉永小百合をあげておこう。

圭子

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2010年10月26日 (火)

スパークリングワイン・ディナー

二人で協力してスパークリングワインに合うディナーを作りました。

今日はメルシャンさんの「酸化防止剤無添加スパークリング 爽美のぶどう」という辛口のスパークリングワインです。ちょっと長い名前ですが、約1000円で、本当に満足のいく味でした。

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メインは亮一の作ったチキンのアンチョビソースかけです。

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これは、ロザンナ(ヒデとロザンナ!)の「ロザンナの毎日だってイタリアン」というレシピ本に載っている「鶏のソテーアンチョビーソース」を参考にしたものです。解説は亮一にしてもらいます。

鶏ももを皮側からオリーブオイルとバターでソテーしたものをアンチョビ、長ねぎ、しそ、セロリ、にんにくのオリーブオイルでいためたソースをかけて出来上がりです。マッシュルームとオクラをつけあわせました。

私は昨日トンカツ屋さんで食べた蕎麦のサラダを参考に、「パスタ風蕎麦」を作りました。

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蕎麦を茹でている間に、玉ねぎ薄切りを水にさらしておき、ワカメ、プチトマトを食べやすい大きさに切っておきました。ゆだった蕎麦は冷たく冷やして、野菜とあえ、オリーブオイル、醤油、酢、マヨネーズで作ったドレッシングを混ぜました。今日は冷蔵庫に残っていたカニ風かまぼこも入れましたが、ツナなんかを入れてもおいしいかも。

これが、フォークでくるくると食べていると、冷製パスタのようで、今後もダイエット時のパスタの代用として使える、と思いました。

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お次は、ジャガイモをスライサーで薄くスライスして、塩・こしょうした後、牛乳をひたひたくらいまで注ぎ、とろけるチーズと粉チーズをのせてオーブントースターで焼いて作った簡単なグラタンです。ジャガイモを薄く切ることで、生のまま調理しても比較的短時間で火が通り便利です。

30分くらいで全ての料理ができました。最近ずっとワインコインワインだったので、新鮮な気持ちでご飯がいただけました。(たまには1000円くらいのワイン飲まんといかんな!)

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圭子&亮一

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2010年10月24日 (日)

実家からの野菜・果物活用ディナー

亮一の実家の旭川からジャガイモ・玉ねぎが送られてきました。旭川は雪が大変なので、この季節に保存のきくジャガイモ・玉ねぎを箱単位で買って、買い物ができない季節に備えるようです。私たちも毎年おすそ分けで送ってもらいます。感謝感謝。

給料日前ということもあり、ベストタイミングで送られた野菜を中心に今日の献立を考えました。同じタイミングで圭子の実家から恒例の段ボール入りリンゴも送られてきて、こちらも献立に加えました。

まずはリンゴ・ジャガイモ・玉ねぎのサラダ。

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玉ねぎをみじん切りにして水にさらし、リンゴは薄切りにして塩水にさらし、ジャガイモは角切りにして茹でました。やわらかくなったジャガイモと玉ねぎ、リンゴをオリーブオイル、マヨネーズ、塩・こしょう、そしてほんの少しシークワーサーこしょうを入れてあえました。

お次は白身魚のカルパッチョ。これは、今日(日曜日)「男子ごはん」という毎週見ているTOKIOの太一君とケンタロウの料理番組を寝坊により見逃したので、番組のHPを参考にして想像で作ってみました。カルパッチョには真鯛のお刺身を使用。

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真鯛の周りはなすを塩もみしたものです。

では、今日のメイン料理のオニオングラタンスープ。今回は石井好子さんの「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」というエッセイの中の「グラティネ」のレシピを参考にしたものです。石井さんは今年7月にお亡くなりになった、日本を代表するシャンソン歌手です。亮一ががんばって玉ねぎを炒めるとことから準備しました。

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たまねぎを薄くスライスしてバターと塩、コショーで炒めて、固形スープと水で煮込みました。少し炒めて裏技で放置して出かけて家にもどってから再度炒めて時間を稼ぎました。

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食パンの耳を少しカットしてとろけるチーズをのせてトーストしたものをスープに乗せてでき上がりです。

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昨日、金沢の近江町市場で買ってきた加賀野菜つるまめです。すじをとって茹でて下ごしらえをしました。

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マコモタケ、つるまめ、ピーマン、みょうがをニンニクで炒めました。

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今日はチリのMONTEMARというソーヴィニオン・ブランの白です。またもやワンコイン(500円)で買えるリーズナブルワインですが、今日の野菜中心のメニューにはぴったりの辛口でした。

圭子&亮一

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能登牛ステーキディナー

昨日の晩御飯です。石川県に行っていた亮一が市場で買ってきた「能登牛」と「マコモタケ」(マコモの茎の肥大化した部分とのこと)で赤ワインに合うディナーを作ってみました。(ステーキとマコモタケの調理は亮一担当です。)

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金沢の近江町市場でマコモタケと能登牛を購入しました。土曜日なので観光客で混雑していました。 能登牛はシンプルに塩、コショーでソテーしたでけです。肉のうまみを満喫できました。

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マコモタケは一見白ネギみたいですが、味はアスパラガスに似ています。皮をむいて細くカットしてにんにくといっしょにオリーブオイルで炒めました。

付け合わせにカッテージチーズとイクラのカナッペ、赤・黄のパプリカのソテー、レタスサラダを添えました。(マコモタケの炒めものはステーキの右側です。)亮一が羽田空港でモンタボーの食パンを買ってきました。1枚を二人でシェアするダイエット中の私達・・・

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ワインにはカマンベールにジャムを添えたおつまみも。

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チーズにジャムのせたり、蜂蜜のせたりするとおいしいです。

「今日はお肉が食べられる!」と分かり、いつもより興奮気味だったので、インターネットで調べてペーパーナプキンを凝った折り方をしてみました。

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もうちょっと鮮やかな色のナプキンの方が裏地の白とのコントラストがきれいに出たかもしれません。またいろいろ挑戦してみます。

ディナーに合わせたのは、超リーズナブル(ワインコインで買えました・・・)なRosso di Vinoというイタリアのデーブルワイン。せっかくの能登牛なので、本来は上等ワインと合わせたいところでしたが、いかんせん、給料日直前。しかし、ものすごく口当たりがよく、問題なしでした。お肉に合いました!!値段関係ないですね!

圭子&亮一

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2010年10月23日 (土)

寝坊した日の簡単ブランチ

昨日「シャネル&ストラヴィンスキー」を深夜2時ごろまで何度もお気に入りシーンを繰り返し見ていたもので、今朝は起きたらほぼ正午!こんな自堕落な一日のスタートにはナポリタンがぴったり!

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優雅です。今日は亮一も出張でいないので、寝坊、朝昼兼用ナポリタン・・・

食後はエスプレッソで目を覚ましましょう。

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うちのエスプレッソメーカーです。昔ベネチアに行ったときに「Coin」というスーパーで買ったBialetti社のものです。エスプレッソメーカーは洗剤をつけて洗ってはだめだ、水だけで洗うものだ、と聞いたことがあります。その方がコーヒーの風味がマシーンについていって、おいしくエスプレッソを作ることができるらしく。なので、買ってから8年経ちますが、ずっと水だけでさらっと洗ってます。写真のアップを見て、汚れた感じだな・・・改めて思いましたが、味のためです・・・

エスプレッソ用に挽いたコーヒーと、水をセットして弱火にかけると、すぐに「コポコポ・・・」と言い出して、本当に、あっという間に出来上がる・・・

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このカップも「Coin」で買ったと記憶します。エスプレッソメーカーもカップもすごくリーズナブルでした。イタリアでは両方ともどの家にもある生活必需品なのでしょう。

やっと目が覚めました。

圭子

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2010年10月22日 (金)

「シャネル&ストラヴィンスキー」-1日だけでいい、アンナ・ムグラリスになりたい-

2009年はシャネル生誕125周年だったそうで、この年はシャネルの伝記映画が何本か作られた。本作はそのうちの一作。

この映画を見るまで、作曲家ストラヴィンスキーについての知識は皆無だった。名前しか知らなかった。見た今となっては、代表作「春の祭典」をぜひぜひ全編通して聴きたいと思う。シャネルにも、ストラヴィンスキーにも興味津々である。

印象的なシーンをいくつか。経済的に豊かなココ・シャネルが、ストラヴィンスキー一家を自分の別荘に招き、そこで彼が作曲に専念できるように援助するのだが、もともと惹かれあっている二人。ストラヴィンスキーの妻が同じ屋根の下にいるのにもかかわらず、後戻りできない関係になっていく。耐えられなくなった妻は子供を連れて別荘を後にするのだが、そのときシャネルに置手紙を残す。手紙を見つけたシャネルがそれを読み始めると、いつのまにか妻役の女優が、ベッドにこしかけるシャネルの背後に現れる、というホラーのようなシーン。手紙を読んでいるのが最初はアンナ・ムグラリスだったのに、次第に眉毛の薄いエレーナ・モロゾヴァそのものになっていく演出は、妻のシャネルに対する強い嫉妬・憎悪を表わしていて、背筋が凍った。

かわいらしいシーンもある。ストラヴィンスキーがシャネルにピアノを教えてあげて、二人で連弾でひくシーン。そのときのシャネルは映画の中でそのシーンでしか見せない子供のような笑顔を見せる。

ところで、エレーナ・モロゾヴァの剃っているのだが、メイクで消しているのだか、ほとんどない状態の眉毛。そして、その薄い眉の下の大きな「私には何もかもお見通しだよ」という存在感のある瞳。黒澤の「乱」の楓の方を演じる原田美枝子をほうふつさせる恐ろしさだった。

シャネル役のアンナ・ムグラリスほど、シャネルを美しく着こなす人間はいないだろう。「そして、デブノーの森へ」でも惜しげもなく脱いでいたが、彼女は脊椎骨のひとつひとつの形がが皮膚からすけて見えるほど、痩せている。これくらいのスタイルじゃないとシャネルは着れないのかな・・・もし1日だけアンナ・ムグラリスとして生活できるチケットが当たったら、私はこの映画の彼女のように、シャネルのドレスを着て、冷たい目で周囲の男たちを睨みつけるだろう。

髪ぼさぼさで、スッピンに近い状態でだみ声でしゃべるムグラリスをDVDのメイキングで見ていると、「あ、椿鬼奴だ」と思った。そう思ってもう一度映画を見ると、やはり、奴さんだった。口元に注目していると、奴さんとムグラリス、かぶっている、と発見した。

圭子

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2010年10月21日 (木)

タジンで楽々ディナー

昨日の晩御飯です。かなり疲れていた私達はマルチタスクを可能にさせるタジンのお世話になることにしました。

鶏肉、玉ねぎ、ブロッコリー、ジャガイモ、シシリアンルージュ(トマト)、舞茸をタジンに入れて、日本酒、塩・こしょう、ベランダのローズマリー・バジルを投入し、弱火で約20分・・・

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出来上がり!ふたを開けて・・・

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ブロッコリー入れすぎですね!(少し翌日のお弁当用に取りました・・・)

タジンには、マヨネーズとおろしニンニクを混ぜたルイユ風ソースを添えました。鶏肉や蒸した野菜に合いますよ。あと、沖縄版ゆずこしょうの「シークワーサーこしょう」も添えました。亮一の沖縄出張みやげ。鶏にすごく合う!

最近亮一は岩手に出張に行っていたのですが、そのときのお土産の小岩井農場さんの濃厚なバターを蒸したジャガイモにつけて食べました。ストレス解消です。カロリーのことは気にせずたっぷり。

同じく岩手土産の、さんまの塩焼き(真空パック)をレンジでチンして、もやしのガーリックいための上に乗っけました。お口直しにはカプレーゼ。タジンで弱火で蒸している間に、全てのおかずを同時進行で作りました。タジンは疲れた時に便利です。

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いただきま~す!おっと、タジンの蓋あけて~

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タジンの右側は、生の白菜を細切りにして塩コンブ、オリーブオイルと和えたサラダです。

ワインは、メルシャンさんが輸入元の「ボルサオ クラシコ ブランコ」にしました。いつもより少し上等なワインです。エチケットに印刷されている騎士のイラストがかっこいいので買ってみました。辛口で、蒸した鶏や温野菜中心の軽め(?)のディナーにとても合いました。

圭子&亮一

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2010年10月18日 (月)

「セレンディピティ」-偶然や運命に身をゆだねてみたい(かも)-

先日見た「トイ・ストーリー2」にお姉さんのジョーンの方が声優として出ていたが、今回は弟の方が見たくなり、少し古い映画だが「セレンディピティ」を借りて見た。

偶然デパートで同じ手袋を買おうと掴んだところから始まる、ジョン・キューザックとケイト・ベッキンセールの長期に渡るハラハラドキドキのニューヨークラブストーリー。もし、もう一度人生をやり直せるなら、すべてを偶然性に任せて行動し、その結果結ばれた人と恋に落ちる、という経験をしてみたい!きっとこの映画を見てほとんどの人(特に女性)はそう感じるのではないだろうか。

しかし、ロマンチックでとてもよい話でした、と簡単には思えない部分もある。「運命の人」に出会った方は、自分のことだけ考え、周りの不幸などそっちのけで走り回るが、はっきり言って、双方のお相手たちにとってはとんでもない迷惑。結婚目前というタイミングで、ふわふわ上の空になられても、いい迷惑だ。普通この手の映画の「結局本命ではなかった」方の相手役には、あまり魅力的ではない女優・俳優が使われることが多いと思うのだが、本作ではジョン・キューザックの婚約者、ケイト・ベッキンセールの婚約者を演じる俳優は、両方魅力的なルックスなので、このような非の打ちどころのない相手にどのように「ごめん、別れて!」と言ったのかが気になる。(その部分は映画では省略されている・・・)

特に、ケイト・ベッキンセール扮するサラの婚約者ラース役のジョン・コーベットは、むしろジョン・キューザックよりも数段セクシーで、「なんでこんなかっこいいミュージシャンの彼氏がいて、気持ちが揺れ動くの?」と思うほど。ジョン・コーベットは「あの日、欲望の大地で」ではシャーリーズ・セロンと関係を持つレストランのシェフ役を演じている。今後注目していこう・・・

「アメリカン・パイ」で真面目すぎて逆に笑えるお父さんを演じていたユージン・レヴィがブルーミングデールズのエルメス売場の店員を演じていて、久しぶり「会えた」。特徴のある眉毛に「この人絶対どこかで会った・・・」と走馬灯のように最近見た映画を脳内データベースで検索して、「あ、『お父さん』だ!」とヒットしたときは嬉しかった。このように、どこかで見た記憶がある俳優が映画に出てくると、誰だったか、どこで見たか気になって気になって仕方がなくなるので、すぐに思い出すことができてよかった。

この映画は同時多発テロの前のニューヨークが舞台だが、この頃は個人情報の扱いが今よりも緩かったのかな、と随所で感じた。よき時代だ。先日自分の携帯電話の契約内容を問い合わせようとした際、なかなか「私が私であること」を証明できず、キレそうになった私だった。

圭子

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2010年10月17日 (日)

風邪気味のため、ポトフディナー

今日は少し風邪気味なので、昼の間にポトフの準備をして、火をいれて、しばらく煮てから火を止めて、余熱で調理しておきました。

夕方食べる前に再度火を入れて温めて、ポトフの出来上がり。

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玉ねぎ、レンコン、ニンジン、マッシュルーム、赤・黄のパプリカ、鶏手羽元、豚バラ肉、昨日買ったシシリアンルージュを塩こしょうで煮込みました。ローリエとイタリアンパセリも投入しました。

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簡単なフリットです。シシリアンルージュとマシュルーム、冷蔵庫に残ってた牛肉の切り落としを小麦粉をまぶしてフリットにして、レタスの上にのせました。

昨日のきのこマリネと、冷凍しておいたパンをトースターで焼いて、出来上がり。ブドウはデザートです。

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今日はチリのSANTIAGOの赤に合わせました。

圭子&亮一

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「トイ・ストーリー2」-大人になっても、いつまでも-

「トイ・ストーリー」は大人も楽しめる。むしろ、大人のための映画だと思う。

第1作を見て、激しく感動したので、引き続き2作目を見たのだが、前作よりも技術がアップしていて、落ち着いて見ることができないほど興奮した。

第1作でも感じたのだが、「トイ・ストーリー」には大人のわびしさ、そしてわびしいながらも生き続けていかなければいけない諦念のようなものが根底にあるような気がしてならない。第1作では、自分がおもちゃであることを知らず、ずっと本当にスペースレンジャーの一員だと思っていて、ある日自分と同じ姿のレンジャーをCMで見て、なおかつ自分に「台湾製」と印字していることを見つけ、レゾンデートルを失いかけるが、「自分は『おもちゃ』だけど、子供のためにつくしていくことで、新たなレゾンデートルを見出していこう!」と自分を奮い立てるバズ・ライトイヤーは、決して自分の理想としている姿で生きているとは思えない、ほとんどの大人たちの姿にさえ見えた。

宇宙で戦うことができないと知ったとしても、生きることをやめるわけには、いかないから。

本作「トイ・ストーリー2」ではウッディの右腕が破れてしまい、壊れそうな彼はアンディと一緒にキャンプに行くことができない。そしてストーリーは、「子供が大人になり、大学にいき、結婚していった際、小さい頃仲良くしていたおもちゃたちはお払い箱になるのか?」という、おもちゃたちには切実な悩みへと発展していく。

子供が大人になった未来、というかなり先のことだけでなく、壊れたり、流行に後れてきたり、とすぐにそこに迫っている危機も、おもちゃたちにとっては切実だ。

それは、体調が悪くなったときに会社での居場所がなくなる危機があったり、まだまだ働きたいと思っていても会社の規約で定年の年代になったら職場を去らなくてはいけない私たちと、かなり似た悩みである。それだから、大人にとっても「トイ・ストーリー」は親近感がわく映画であり、映画の中で悩み、戦い、力を合わせるウッディたちを涙ながらに応援するのだ。

私には、7歳のころからずっと一緒にすごしている友達がいる。このブログのURLにもあるmakinoheya(マキの部屋)だが、これは私の幼馴染の熊の縫いぐるみのマキからとった。「トイ・ストーリー」のメンバーたちよ。みんなは、アンディは大きくなったら自分たちは用無しになるかも、と心配しているようだが、私のように、35年間ずっと縫いぐるみと仲良しでいて、「けが」をしたときは補強をしてパッチワークのように手当をしつづけ、そして、これからお墓に入るまでずっと一緒だと決心している「子供」もいるんだから、安心してほしい。

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マキ(推定年齢:約40歳)

ところで、本作でジェシー(カウガール人形)の声をジョーン・キューザックが演じているが、彼女は「マルコビッチの穴」のジョン・キューザックのお姉さん。「ジョンJohn」と「ジョーンJoan」。親はなんでこんなにややこしい名づけ方をしたんだろう?ところで、ジョーン・キューザックを見るといつも北陽の虻ちゃんを思い出すのは私だけですか?

圭子

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2010年10月16日 (土)

時間にゆとりのある日の魚介ディナー

今日は少し時間をかけて、白ワインに合うディナーにしてみました。

サラダはベビーリーフと二種類のトマト、カッテージチーズで。トマトは茨城県の「かすみの乙女」というミディトマトと、シシリアンルージュというトマト。シシリアンルージュの方は、もしかしたら調理用トマトかも。パッケージに入っていたレシピにはトマトソースとかトマト鍋とか火を通した調理法の紹介がありました。でも、生でサラダにしてもおいしかった。ドレッシングはオリーブオイル、醤油、はちみつ、塩、こしょうをよくまぜて和えました。

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真鯛となすのグリルを盛り付けるときは、トマトソース(先日ビタミンBディナーの豚肉ソテーのときに作ったトマトソースを保存しておきました。今日は流用)をお皿にまずひいておき、その上に真鯛を置きました。鯛の皮のカリッとしたところも楽しみたかったので、あえてソースを上からかけず、下にひいたわけです。

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刺身用のするめいかをわたと併せて短時間ソテーしました。

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きのこのマリネです。エリンギ、シイタケ、マイタケをにんにくでソテーして少し冷ましてからシンプルなマリネ液をかけた物です。

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アスパラの簡単なアリオーリオのパスタです。隠し味にアンチョビを加えました。

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今日はBIANCO VENETOという白ワインに合わせました。はっきりいって、価格は言えないほどのリーズナブルワイン。でも、よく冷やしてシーフードと合せたら、かなりの味わいでした。

圭子&亮一

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2010年10月15日 (金)

「17歳の肖像」-それぞれの、女優魂炸裂-

またまたイギリス映画を見た。

邦題は「17歳のカルテ」みたいだが、原題「An Education」にすべてが集約されている。

若いときは、「人生をうまくやっていくための『教育』」が足りないので、ときに大失敗をするもの。主人公ジェニーは誕生日にラテン語の辞書をプレゼントにくれる気のいい同世代の男友達より、年が倍ほどの気前のいい大人の男のデビッドに惹かれていく。

デビッドにはときどき危険な匂いがする。「大人」である私たちは、「むしろラテン語辞書の子とつき合った方が後々安全だよ」と心配になりながらジェニーを見守る。

案の定、ジェニーはこっぴどい目にあって、生き方を学び、後の人生は「愛すべき退屈な日々」を過ごしていきそうな予感を私たちに抱かせる。それでも、痛い思いをして得た宝石のような思い出を、年をとっても時々引き出しから出して手にとって見ることで、長い安全な日々を過ごすのだろうな、と思わせる。

周りを固める女優陣が凄い。ジェニーの母親役は「アメリカン・サイコ」でパトリック・ベイトマンに散々な目に遭わせられたコール・ガール役を熱演したカーラ・シーモア。本作ではややのんき気味なお母さんをやっていて目を疑った。あんた娼婦じゃなかったっけ?ニューヨークの!「アメリカン・サイコ」での印象が強すぎて、どうもこのような「ほんわか」したお母さんなんぞ演じられても、当惑してしまう。

デビッドの「悪人仲間」のヘレン役にロザムンド・パイク。「リバティーン」でジョニー・デップの妻(貞淑ながらも気高い貴族女性)を演じている。この人実際にオックスフォード大学で英文学を専攻していたらしいが、本作ではちょっとおつむは足りないが流行には敏感な美人さんを好演。女優ってすごい。多重人格者みたいだ。

ジェニーは今後平和に年をとるだろう。自分を傷つけたデビッドを一生許せないかもしれない。しかし、バージニティを失ったホテルの窓から眺めたパリの夜明けの風景もまた、一生忘れずに生きるのだろう。

レンタルDVDのジャケットは主人公二人(ジェニーとデビッド)を上から撮影した写真で、一瞬オドレイ・トトゥとユアン・マクレガーのように見える。映画の中のジェニー役キャリー・マリガンは高校生を演じていてもとても自然だが実際は現在20代半ば。顔をくしゃくしゃにして笑うかわいい女優だ。本作でアカデミー主演女優賞にノミネートされている。デビッド役はピーター・サースガード。マギー・ギレンホールと昨年結婚したらしい。彼はアメリカ人だと後で知った。映画の中では普通にイギリス英語を話していたから、驚き。

Peter Sarsgaard is American and that surprises me a lot! While watching "An Education", I was thinking his English was really British. Maybe it's because I'm Japanese. Probably, Brits might have a different opinion about it!

圭子

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2010年10月13日 (水)

ストレス解消のビタミンBディナー

10月13日のディナーです。今日は心身ともに疲れ切っていたので、「豚肉豚肉!」と心でつぶやきながら帰宅しました。帰り道のスーパーでトンカツ・ステーキ用のポークを買って、ソテーにしました。

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先にトマト缶とニンニク、ローリエでトマトソースを作りました。別のフライパンで豚肉を焼いて(肉焼きのタイミングで亮一帰宅。さっそくおろしニンニクとともに、お肉を蒸し焼きしてもらいました。)後でソース、パセリみじん切りをかけて出来上がり。

大根のステーキも作りました。まずフライパンでニンニクみじん切りとアンチョビ、パセリみじん切りでソースを作って、お皿にあげておきました。同時進行でコンソメスープで大根を茹でておき、軟らかくなった(ちょっと歯ごたえはありますが)大根をオリーブオイルで焼いて、お皿に並べ、先に作ったアンチョビソースをのせました。

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シークワーサーとともに、Buon appetito!

炭水化物はあまり摂らない方がいいんですが(ダイエット中)、何も食べないのも味気ないので、またカナッペです。味付けゆで卵が冷蔵庫に常備してあるので、卵ととびっこでカナッペ。

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豆腐を水切りして、ツナ缶とマヨネーズ、乾燥ディル、塩、こしょうでディップを作り、エスプレッソのカップに入れてみました。白和えみたいな味がしました。ヘルシー!

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今日は超リーズナブルなスペイン赤ワイン「王様の涙」と合せました。

圭子

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2010年10月12日 (火)

「新しい人生のはじめかた」-サウス・バンクが相模原に見えた-

しみじみした味わいのある映画である。舞台はロンドン。エマ・トンプソンが、40代独身で統計局に働く女性を演じている。仕事の後彼女はサウス・バンクにあるライター養成講座のようなクラスに参加して勉強しているが、映画の中で知り合うダスティン・ホフマンが、彼女のクラスが終わるまでテムズ川沿いの遊歩道で待っていて、教室から出てくるエマ・トンプソンに近寄るシーンを見ていて、そこがロンドンには見えず、まるで私が住んでいる相模原市のとある駅前のような、のどかな風景に見えた。

なぜ!!?

主人公の二人が落ち着いた年齢だからか・・・

同じロンドンを舞台にした映画でも「ブリジット・ジョーンズの日記」は、「ああ!ロンドンで働いてみたかった!」「ストレスが山ほどあっても、仕事の後ワインバーで発散すれば、また明日もやっていけるはず!」という気持ちにさせる「若いロンドン」が主役だ。

本作のロンドンは、人生折り返し地点の「夕暮れのロンドン」が主役。相模原の夕暮れのような錯覚を私に与えるのも、無理もない。

映画の中で、エマ・トンプソンがE.M.フォースターの「眺めのいい部屋」からの一節を読み上げるシーンがある。彼女の「Honeychurch」という美しい発音を聞いていて、「エマ・トンプソン、『眺めのいい部屋』に出てたかな?」と勘違いしてしまったが、エマ・トンプソンが出ているのは「ハワーズ・エンド」の方だった。「ハワーズ・エンド」でも、本作でも、感情を抑え気味の役をやらせたら天下一品。ダスティン・ホフマンも抑え気味の演技で、本当に二人の間に恋が始まってしまったのか!?と思うほどの自然さだった。

映画の中でパディントン駅が出てくる。青春時代、イギリスに住んでいて、このパディントン駅には思い出が詰まりすぎていて、正視出来なかった。イギリスが懐かしすぎて困った映画である。

圭子

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2010年10月11日 (月)

さんまイタリアン

10月10日の夕食です。メインはさんまとエリンギの塩焼きにバジルソース添え

あとはアットランダムにカジキマグロのカルパッチョサラダ、大根スライスとシーチキン、カッテージチーズととびっこのカナッペです。これを安いSANTIAGOのシャルドネといっしょに食べました。結構ヘルシーな割にボリュームたっぷりに仕上がりました。

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亮一

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「冒険してもいいコロ!」-新卒時の就職先は第一希望の会社じゃなくてもいいのかも、の例-

品質の高い映画だ。リーリー・ソビエスキーが良い。声が低いしキャピキャピ感が全くなくて良い。脇を固める女優陣も良い。クリステン・ジョンストンも相変わらず良い。彼女がスクリーンにいると、非常に安心する。

「冒険してもいいコロ!」という邦題と、ジャケットの、ややワンピースの裾をまくりあげかけのリーリー・ソビエスキーの写真に、若干エッチなラブコメか?と思わせる匂いがあるが、またもや邦題から受ける印象とは全く違う、まじめな映画だった。

リーリー演じるジョディは、大学院の映画科を優秀な成績で卒業し、意気揚々とハリウッドに職探しに乗り込むが、就職活動は難戦し、結局入社できたのはアダルト映画の制作会社。自分の理想の形のスタートではないが、不本意ながらもアダルト映画の編集作業をしていくうちに、周りのスタッフのプロ意識にも感化されていき、頑張っていくというストーリー。

物語のメインのテーマではないかもしれないが、この映画を見ていて、ふと、「新卒のときは、もし自分の理想の企業に入れなくても、腐らず、その場所で学べることを吸収すれば、絶対に何かを得ることができる」とか、「自分の隠れた特技・向いている点を発見できるかもしれないし、第一希望の会社に入ることができなくても人生をあきらめるべきではない」といったテーマも隠れているような気がした。就職活動で悩んでいる学生さんにも見てもらいたい。

原題は「Finding Bliss」。これは劇中劇のタイトルでもあるが、「ブリス」という、デニース・リチャーズ演じる往年のアダルト映画女優の名前と、「幸せ(blissの意味)」をかけて、主人公の「『映画を作る幸せ』、『自分らしく生きる道』を探す」という意志も示しているのではないだろうか。

アダルト映画会社の監督役ジェフが、ジョディに話し掛けるときいつも「バラバン(ジョディの名字)」で呼んでいたことが面白かった。名字をそのままで「ミス」とかも付けずに、あまり親しくない時期に使うって、そういう文化があるのか、アメリカ英語では。それも男性から女性に呼びかけるときに。ファーストネームなら分かるのだが・・・このあたりの感覚を英語圏の人に聞きたい。(以下英語で書きます。どこかの国の人、もし分かればコメントください!)

When I was watching "Finding Bliss", I found a bit strange everytime Jeff (Matthew Davis) calls Jody (Leelee Sobieski) by her last name "Balaban." Is it common to call by their last name without adding any title (e.g. Ms. or Miss. or Mrs.) from men to women? Probably, it doesn't sound so strange if that happens between men and men. Is this common in American culture? Please let me know if you have any comments.

圭子

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2010年10月10日 (日)

「50歳の恋愛白書」-邦題が誤解を招く?-

原題は「The Private Lives of Pippa Lee」だが、邦題の「50歳の恋愛白書」と、DVDジャケットのキアヌ・リーブスとロビン・ライト・ペンの写真に、勝手に「年上の旦那との単調な日々を、若い男によってガラッと変えられる、熟年女性の『楽しい』第二の人生」のようなウキウキ恋愛ものだと勘違いし、借りてみたら、全然印象と違った。

原題の「Lives」が複数になっているように、主人公ピッパ・リー(今の旦那と結婚して「リー」姓になっているが、独身時代は「ピッパ・サーキシアン嬢」)の人生はひとつながりの単一なものでなく、その都度ぶつん、ぶつん、と断ち切られるように、別物のように変化し続けている。現在の「ベストセラー作家の清楚な奥さん」という人生の前には、麻薬中毒時代もあり、また、その前には、精神的に不安定な母親との悲しい少女時代も。

原題のまま「ピッパ・リーの幾つもの万華鏡的人生」(ベタか?)のような邦題の方が、誤解を招かなくてよいかもしれない。しかし、むしろ私のように、「キアヌ・リーブスとのロマンチック不倫もの」と誤解してDVDレンタルした人が多い方が、マーケティング的に成功すると思ったのだろうか、宣伝する世界の人たちも。

監督はレベッカ・ミラー。ダニエル・デイ・ルイスの奥さんで、アーサー・ミラーの娘さん。映画の中で、アラン・アーキンとウィノナ・ライダーが共演しているが、この二人、「シザーハンズ」では親子役だったが、今回は面白い関係を演じ合っている。それに、さらっとだがジュリアン・ムーアもすごいファッションで出てくるし、モニカ・ベルッチも「え!?」っという意外性のある役で。ものすごく静かなストーリーの中で、出演者リストだけ異様に豪華なのも、プロデューサーに名を連ねているブラッド・ピットのなせる技か!?

圭子

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はじめまして!圭子と亮一です。

本日から映画と食事に関してのブログを始めます。ちなみに、タイトルの「Paradiso di cinema e cibi」はイタリア語で「映画と食事の天国」という意味です。映画の中で、行ったことのない国に行ったり、会ったことのない人と会ったりすること、そして、おいしいものを食べることは、私たちにとってとても大事なことなので、こんなタイトルにしてみました。自分たちの感じたことを発信していこうと思います。

圭子と亮一

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今年実家から送ってきた八朔を使って亮一が作ったマーマレードです!

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