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2010年11月

2010年11月29日 (月)

牛すじ肉の煮込みディナー

昨日、スーパーで牛すじ肉を見つけました。初めてすじ肉に挑戦です。

昨日のうちに、下準備しておきました。すじ肉を水から茹でて、一度きれいに洗いました。洗った肉を鍋に戻し、玉ねぎをざくざくと切ったもの、水、赤ワインで煮ました。その時、ローリエ、塩こしょう、砂糖も入れて煮ました。しばらく煮ておき、火を止めて一晩置いておきました。今朝、家を出るまでの間、弱火で煮ておき、また火を止めて会社へ。仕事から帰って、今度はフライパンで新たに玉ねぎの千切りとニンニクを切ったものを炒め、煮込んだ肉の鍋に投入。コンソメキューブとトマト缶も投入、クローブも少し投入しました。そして、気長に2時間ほど煮込みました。途中で蜂蜜、塩こしょうも入れて気長に気長に・・・出来上がり際に、ケチャップ、ウスターソース、醤油を隠し味に入れて、出来上がり。結構時間かかりましたが、最終的には軟らかくなってくれました!すじ肉は安いけど硬い。しかし、時間をかければなんとかなる!二日かかりましたが、赤ワインに合う煮込みができました。

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付け合わせは野菜を中心に・・・ニンジンをピーラーで薄く切って、電子レンジで2分ほどチン。その間にオリーブオイル、蜂蜜、酢、塩こしょうでドレッシングを作っておき、温かいうちに火の通ったニンジンに和えます。ニンジンが甘くなっておいしいです。

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マッシュルームとプチトマトにカッテージチーズをかけた簡単サラダも添えて。

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カッテージチーズ、ほんとに好きなんです、私・・・

次は、ニース風サラダです。アンチョビとツナ、オリーブの実があったので、作ってみました。ジャガイモと卵を茹でて、キュウリ、紫玉ねぎと、プチトマトと和えました。ドレッシングはオリーブオイル、酢、粒マスタード、蜂蜜、塩、こしょう、醤油少々、そしてマヨネーズを隠し味に入れて、全てをよく混ぜました。

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今は真冬ですが、なんとなく「夏」に合いそうなサラダ・・・部屋を温かくして、南仏風な雰囲気で食べました。

今日は、先日久しぶりに行った、たまプラーザのお店で円高還元のワインを調達してまいりました。DOCGランクのワインなのに、900円しなかった、感動のキャンティです。「キャンティ・ドン・アンジェロ D.O.C.G.」です。牛すじとぴったりの重めの赤で、乾杯!

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圭子

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2010年11月28日 (日)

真鯛のアラでアクアパッツァのディナー

スーパーで、安い真鯛のアラを見つけました。アクアパッツァにして白ワインと合わせました。

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今日のメインは、魚料理が得意な亮一が料理担当です。ミニトマトとニンニクのスライスを炒め、水と鯛のアラをを煮込みました。今日ははまぐりと緑と黒のオリーブとケッパーを加えてさらに煮込みました。出来上がりにイタリアンアンパセリとオリーブオイルを足して出来上がりです。

サラダはパンのサラダ、Panzanella (パンツァネッラ)です。この間のパンのスープと同様、イタリア、トスカーナの郷土料理のようです。残って硬くなったパンを水・酢につけて軟らかくして、野菜と和えて作るサラダです。

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これだけでも、軽いランチになりそうなボリュームです。今日はキュウリと紫玉ねぎ、プチトマトで作りました。古いバゲットを利用して作りました。

次は、今日の「男子ごはん」(国分太一君とケンタロウの)で紹介していたゴボウのホットサラダをうちでアレンジしたサラダです。アンチョビをきかせて、おいしくゴボウ、ズッキーニ、エリンギ、カリフラワーを食べました。カリフラワーは生でも食べられるので、茹でずに、生のまま軽く炒めました。炒めるときニンニクも入れました。

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シャポー・ブルー・ブラン(白ワイン)に合わせて、油少なめのヘルシーディナーを楽しみました。アラってかなり安いけど、骨から味がでるので、このようなスープを楽しむ料理にどんどん活用したいと思います。鯛なのに、アラなので、リーズナブルでした!

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圭子&亮一

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2010年11月27日 (土)

和風スパゲティーであっさりディナー

ツナ、ネギ、セロリ。これしかない場合・・・チャーハンかパスタくらいしか考えられませんね。今日はひとりで晩御飯。久しぶりに「エターナル・サンシャイン」のDVDでも見ながらパスタ、といきましょうか。

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これは、本当にちょちょっと作った即席和風パスタです。ツナの缶の中のオイルしか使わずに、ニンニクみじん切り、長ネギとセロリのスライス、そして唐辛子を炒めました。茹であがったパスタをネギなどを炒めたフライパンに投入。そのとき茹で汁も少し入れました。茹で汁の塩加減がちょうどいい味付けになります。ちょこっと醤油をかけ回して、出来上がり。こしょうと粉チーズをたっぷりふりかけました。

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おいしかったです!お茶漬けみたいなパスタですね、シンプルで。

昨日見た「ブラザーズ・ブルーム」の中に出ていたマーク・ラファロがあまりによかったので、彼の出ていた「エターナル・サンシャイン」のDVDを見て復習したくなりました。「エターナル・サンシャイン」の中の彼は、パンツ一丁で踊りまくるおかしさもあり、大好きなガールフレンドが去っていくときの泣きそうな表情もあり、たまらなくいい男です。黒ぶち眼鏡の中の優しい目が忘れられません。結構好きな俳優です。

圭子

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「ブラザーズ・ブルーム」-日本人俳優の今後のハリウッドでの活躍を祈りつつ-

「バベル」の菊地凛子がどのような役柄を演じているのか興味があり、見てみた。今回も、「バベル」のときと同様「話さない」役だった。今回は、ろうの役ではなく、ただずっと黙っている役。主役の兄弟詐欺師(エイドリアン・ブロディとマーク・ラファロ)と共に行動する謎の日本人役だ。

兄弟の詐欺師ブルームとスティーブンの、おとぎ話のような行動、会話を見ていたら、なんとなく「ルパン3世」みたいだな、と感じた。エイドリアン・ブロディはアニメみたいな細身姿で、彼ならルパン役を実写でやっても問題ない。お兄さんのスティーブン役のマーク・ラファロも、常にひょうひょうしていて、映画の前半は、このままこの現実味のないおとぎ話のような話がずっと続くなら、ちょっと困るな・・・と感じた。

しかし、後半、富豪のひとり暮らし美人、レイチェル・ワイズ演じるペネロペが詐欺仲間に加わって、ロードムービー的要素が増えてきてから俄然面白くなる。この、レイチェル・ワイズだが、はっきりいって、今回のようなコメディエンヌ役を演じているのは初めて見た。この人、「重い」役が多かったと思う。初めて彼女をスクリーンで見たのは「アイ ウォント ユー」という限りなくダークな1998年イギリス映画。ひとりの男の人生を狂わせる恐ろしい女を演じていた。それ以来、レイチェル・ワイズを見るたびに「暗い過去を持つ女」というイメージがつきまとっていた。今回、はじける彼女(卓球をエンジョイするワイズ、DJ気どりでラップをするワイズ、ちょっと「変なクセ」があるワイズ・・・)を見ていて、やっと「アイ ウォント ユー」の呪縛から解放された!(「アイ ウォント ユー」の劇場パンフレットがうちの本棚にあった!レイチェル・ワイズってすごい。今アラフォーだが、1998年のころとあまり変わらない。かわいいまま)

はっきりいって、それほど期待せずに見ていたのだが、ラストの衝撃に、がつんとやられた。マーク・ラファロの演技力に感動した。前半ずっとひょうひょうとしていて、あまり好感を持てなかったし、むしろ弟ブルーム(エイドリアン・ブロディが情けない顔するたびに抱きしめたくなった)の方に肩入れしていた。しかし、すべて「ちゃら」になった。お兄さんは弟が大好きで、弟のためなら自分なんてどうなってもいい、と思うほどブルームを愛していたことが分かったから。

最後に菊地凛子について。白人じゃない俳優がアメリカ映画に出る場合、そこに「その女優(男優も)が『日本人である理由』が必要」になってくると思う。たとえば、「普通の役」なら、その映画が舞台になっている国、つまりアメリカ人の映画ならアメリカの人が演じることが必要となるだろう。あえて「外国人」が何かの役を演じるなら、それが「外国人」である意味がそこに必要となる(たとえば、海外から亡命してきた女性が現地アメリカの男性と恋に落ちる、など)。日本人であるということは、今後もアメリカ映画の中では「ちょっと変わった日本人」という役しか回ってこないかもしれない。普通の女の子の役なら、あえて日本人ではなくても、キャメロン・ディアスやドリュー・バリモアが演じればいいのだから。これがフランス人、とかイギリス人だったら、また話は違うだろう。主役のアメリカ人役と「対等な関係」のガール・フレンドの役もありだろう。ジュリー・デルピーなんかがそうだ。日本人の俳優が映画の中の中心的な役を得ることは、白人社会の中で「白人と同じようには扱われづらい」日本人にとって、それほど簡単なことではないと思う。セリフのほとんどない役(それでも、「ブラザーズ・ブルーム」の中での菊地の存在感はすごかった。ミステリアスかつユーモアがあり、決して脇役ではなかった)、ではなく、レイチェル・ワイズがやった役のような「普通の」役を彼女(そして、その他の白人ではない、実力のある俳優たち)がアメリカ、そしてその他の英語圏映画にどんどん出演していく時代になったら、本当に面白いだろうな、と感じた。

圭子

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SOBAとおでんで減量作戦ディナー

ブルゴーニュディナーの翌日の体重の増加に衝撃を受け、今日は軽めのご飯でリベンジします。

蕎麦を茹で、冷やしておきます。その間にプチトマト、ワカメ、SURIMI(カニカマ)をごま油、醤油、少量のマヨネーズ、ごまで和えておきます。あらかじめ作っておいた茹で鶏のスライス、納豆も用意しておきました。蕎麦をお皿に盛って、ワカメなどの具を乗せ、上にネギを乗せ、いただきました。牡蠣醤油を水で薄めためんつゆをかけて、いただきます。

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おでんはスーパーで買いました。ダイエットにいいんですよね、おでん。

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おいしいですね、冬のおでん。

昨日は軽くあっさりとご飯を済ませて、体重をブルゴーニュ前に戻しました!

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圭子&亮一

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2010年11月26日 (金)

ブルゴーニュでお疲れ様ディナー

お手頃なブルゴーニュワインを亮一が見つけてきました。それに合いそうな牛肉(ランプ肉)を連れて。主役はブルゴーニュです。

ランプ肉は塩こしょうで焼いて、市販のバジルソースをトッピングしました。付け合わせの黄色いのは、ズッキーニです!

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赤身の肉で、食べ応え十分。

ガーリックトーストを冷凍庫で保存していたバゲットで作ってみました。おろにニンニクって緑色っぽくなるんですね!びっくりしました。

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横にいるのはチェダーチーズと、先日リンゴを大量の砂糖で煮たなんちゃってジャムです。

豆腐の洋風冷奴です。ブルゴーニュなのでオリーブオイルと醤油を少々かけました。カプレーゼというより、冷奴風。ブルゴーニュと醤油がよく合うと思うんです。

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これが昨夜のディナーです。今朝体重がかなりアップしていました。大量のガーリックトーストとこの後に食べたデザートのおかげか・・・

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ブルゴーニュの色ってばら色。MAISON ROCHE DE BELLENE です。お疲れ様。乾杯!

圭子&亮一

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2010年11月24日 (水)

カルボナーラで時間短縮ディナー

今日は、なるべく早く手軽に食べたい!と思い、簡単なメニューでご飯を食べました。

カルボナーラが食べたいな、と思い、冷蔵庫の玉子と生クリームと粉チーズをボールでよく混ぜておき。パスタを茹でながらフライパンでベーコンと玉ねぎ、ニンニクを炒めました。茹であがったパスタをベーコンのフライパンで火を入れ、塩こしょうで味付けして、その後カルボナーラ液の入ったボールに投入。出来上がりに再度こしょうをふって出来上がりです。

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超うまい!

冷蔵庫にほうれん草がいたので、茹でておひたしにして、その上に生ハムをのせ、オリーブオイルをたらしました。洋風おひたしです。

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亮一が仕事の帰りに宮崎地鶏のおつとめ品を買ってきました。シンプルに塩こしょうで味付けしたソテーです。キャベツの上に大胆にのせました。

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皮がパリッとして北京ダック風でした。

また、SURIMIでサラダを作りました。今日のカニカマはかなり形態がリアル。本当のカニよりもカニ風な形で、日本の技術にあっぱれ!です。アボカドと和えました。レモン汁とオリーブオイル、醤油、マヨネーズで味付けしました。

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黄色のパプリカとミニトマトの上にカッテージチーズをのせて、ミニサラダです。

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カッテージチーズはいつもこのように野菜にのせてサラダにしていますが、もっと他の食べ方を開拓したいものです。クセがないので、何にでも合いそう。

今日はスペインワインです。テンプラニーリョ種の、ほどよい酸味のきいたワインでした。「クンプリード テンプラニーリョ」という給料日食前のお財布にもかなり優しいリーズナブルワインで乾杯!

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圭子&亮一

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2010年11月23日 (火)

リンゴを使ったポークのノルマンディー風ディナー

実家から送られてきたリンゴを料理にも使いたいと思い、今日はポークのノルマンディー風を作りました。本来はノルマンディーのお酒、カルバドスやシードルを使用して作るようですが、うちにある日本酒やみりんで代用して、甘めの味付けにしてみました。

しょうが焼用の豚肉に塩こしょうして、小麦粉をはたき、フライパンで焼きます。火がだいたい通ったら、一度お皿にあげておきます。そのフライパンにくし型に切ったリンゴを入れ、焼き付けます。リンゴに火を通しながら、フライパンにお酒、みりん、砂糖少々、すりおろしたリンゴ、水少々を入れて煮詰めます。そこに生クリームを入れ、火を入れて、先ほどの豚肉をフライパンに戻し、塩こしょうで味を引き締め、出来上がり。

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付け合わせは茹でたアスパラです。カルバドスがなくても気分はノルマンディー風。

サラダはトマトとカッテージチーズ、ルッコラとゆで卵の二種類です。

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次はグリーンピース入りマッシュポテトです。亮一ががんばってジャガイモをマッシュしましたので、説明してもらいます。(以下、マッシュポテトとキャベツの炒めものは亮一担当です。)

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ジャガイモはピーラーで皮をむき、茹でます。ある程度軟らかくなったら、水を少し捨て、鍋の中の水をとばしながら、ジャガイモを箸で崩し、牛乳とバターととろけるチーズを加え、玉ねぎとグリーンピースを炒めたものも合わせました。仕上げに生ハムを細かく切ったもの、塩、コショー少々で出来上がりです。

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焼き塩鮭の残りにキャベツとほうれん草をトマトソースで軽くフライパンであえました。

今日はワインではなく、KIRINさんの「氷結 Special 林檎&シードル」と合わせました。気分はドーヴィルの「男と女」ということで・・・

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圭子&亮一

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「エクリプス/トワイライト・サーガ」-人生失敗が多いほど、自分の望みが分かるようになる-

「トワイライト」の第3話を見てきた。映画館で私と亮一は完全に浮いていたが(目の前の席でジェイコブファンの女子高生が騒いでいた)、夫婦50割を利用してひさびさの「映画館で見る映画」を楽しんできた。

この「トワイライト」シリーズは作品によって監督が違う。第1話「トワイライト~初恋~」は女性監督キャサリン・ハードウィックが担当。全体的に青を生かした寒い感じの色調で、ヴァンパイアの青白い顔色とあやしい目の色が特徴だった。2作目の「ニュームーン/トワイライト・サーガ」はクリス・ワイツ監督作品。「アメリカン・パイ」や「アバウト・ア・ボーイ」など、温かみのある作品を過去に手掛けている。2作目の色調は、秋の紅葉のような、温かみのある茶色や燃えるような赤が目立つ印象だった。

そして待ちに待った3作目。今回は、もう「高校生の悲恋もの」というより、すっかり精神的には大人になったベラの、人生の分かれ道(このままヴァンパイアのエドワードとともに生きるには、ある一つの決断をしなければならない!)について考え、そして何かを捨て、何かを得ようという「潔い決断」の物語を描いている。

このベラを演じるクリステン・スチュワートがとてもいい女優。「イントゥ・ザ・ワイルド」という2007年ショーン・ペン監督作品の中で、主人公エミール・ハーシュにほのかな恋心を抱くヒッピー村に住む女の子を演じていた、ちょっと気の強そうな女の子。

そして相手役美しき永遠の17歳のヴァンパイアを演じるロバート・パティンソンは今年の「TIME」誌の「THE 100 MOST INFLUENTIAL PEOPLE IN THE WORLD」の中の一人にも選ばれていた。とても「高校生」には見えないが、100年ほど前から17歳でいつづけているので、昔の高校生はこんなだったのか?と思うほどとても礼儀正しくレディーファーストな役柄。パティンソンはイギリス人。

第3話でキーとなる悪人ヴァンパイアのヴィクトリアを演じる女優が、1話、2話のときと別人であった!赤毛のクリクリのパーマだが、顔は結構違う。今回の人は、本当に顔が怖い。

1、2話のときよりも、ベラとエドワードの「恋」の描き方が、今回は、薄く感じた。監督のデビッド・スレイドという人は、ミュージック・ビデオなども手掛ける人のようだが、映像美はとてもよかったが、二人の絡みをもう少し濃厚に描いてもらってもよかったかもしれない。やたらキスシーンは多いのだが、1作目の「初めてのキス」のシーンの方が、ドキドキものだったのを記憶する。さすが女性監督。

あまり出演シーンは多くないが、子役出身のダコタ・ファニングが貫録のあるヴァンパイアの親分的な役をうまく演じている。このダコタ・ファニング、まだ16歳なのだが、かなり濃い芸歴のようで、2001年の映画デビューからコンスタントに毎年映画に出ている。子役のころの作品を見てみたい。今もまあ、子供ではあるが。

なお、今回の副題の「人生失敗が多いほど、自分の望みが分かるようになる」というのは、映画の中の高校卒業式でのベラの友人ジェシカのスピーチの内容の抜粋である。人生で失敗が多いほど、だんだん、自分が本当は何を求めているのかが理解できるようになる、だからこれからも失敗を恐れず生きていこう、といった趣旨のスピーチだった。映画の本筋とはあまり関係ないかもしれないし、主役でもない、むしろ「おちゃらけ役」的なジェシカによるセリフだが、なぜかこの高校卒業生代表スピーチのシーン、失敗が多い人生だったからか、結構感動してしまった私である。

圭子

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2010年11月21日 (日)

牛すね肉を気長に煮込んでスティファド・ディナー

とても安いタスマニアビーフを見つけました。シチュー用のすね肉だったので、柔らかくなるまで煮込むのに時間がかかりそう・・・お給料日前だし、時間がかかるのは全然構わないので、安い肉をなるべくおいしく食べたい!と思い、インターネットでいろいろ調べて、ギリシャ料理の「スティファド」という料理を見つけました。簡単にアレンジして作ってみました。

すね肉をニンニクと一緒に表面が焦げ目がつくまで焼いて、フライパンから出しておきます。そのフライパンで玉ねぎを炒めます。焼いた肉と玉ねぎを煮込み用の鍋に投入。そこにトマト缶、水、コンソメキューブ、ローリエ、お酒、クローブ少々、塩、こしょうを入れて煮込みます。パセリの茎を取っておいたものも冷蔵庫にあったので、それも入れました。

はっきり言って、かたい肉なので、ちょっとやそっとでは軟らかくなりそうになりません。一時間ほど煮込んだ後、一度火を止めて、外出の用事を済ませてまた家に帰ってから煮込み作業を再開しました。一度火を止めて放置している間にいい感じに火が通って、後は後半再度煮込んで出来上がりました。仕上がりに酢を少々入れて、また少し煮込んで完成です。

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時間差で煮込みをしたことがよかったのでしょうか、結構軟らかくなって感動しました。かたい肉は値段が安かったりしますので、時間をかけて煮込んで経済的に料理に今後も使いたいものです。ちなみにスティファドには普通シナモンを入れるそうです。うちにあったエスニックな感じの香辛料がクローブだけだったので、少しだけ入れたのですが、肉と合いました。

付け合わせのサラダはパプリカ、プチトマトと細ネギをパルミジャーノと和えたもの。ドレッシングにすりごまを入れて、甘めの味付けにしました。

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マリメッコのお皿に乗せてかわいく盛り付けてみました。

以上、圭子でした~ 以下は亮一が書きます!

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「貧乏人のキャビア」といわれるフランス料理です。アンチョビとにんにくをみじんぎりしてオリーブオイルで炒めます。なすをグリルで焼いたものの皮を取り除き、細かく刻んだものを上記に加えて弱火で炒めました。オリーブオイルを足して冷まして出来上がりです。

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グリッシーニにディップのようにつけて食べても合います。

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キャベツとたまねぎのコールスローに、ゆで卵を白身と黄身を分けて刻んだものをかけて、ミモザ風サラダにしました。

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大根のスライスとルッコラにシーチキンをのせてオリーブオイルとこしょうをかけてできあがり。

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春菊と油揚げの煮びたしをチキンスープで作りました。

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今日はカリフォルニアワインに合わせました。カベルネソーヴィニオンなので、牛肉の煮込みにはぴったり。ほぼ、ワインコイン(500円)というリーズナブルワインですが、大満足。シーカモア・レーンという名前のワインでした。

圭子&亮一

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「トイ・ストーリー3」-震災を生き延びた友人に-

「トイ・ストーリー3」。待ちに待った、第3作目。前作よりさらにパワーアップした技術力で、めまいがするほどの「リアル感」を体験させてくれる。レンタルのDVDで拝見したが、ウッディの顔の表面の艶や、アンディが大学進学のために、部屋の私物のうち、「ゴミ」と「屋根裏保存用のもの」に分けるために使う黒いゴミ袋のしわしわ感といい、ピクサーの人って凝り性だな・・・作るの、体力的に疲れただろうな・・・お疲れ様!と実写を超えるリアルさに驚きの連続だった。

私は片目がほとんど見えないので、「3D」の映画は見ることができないのだが、もし3Dなんかで見ていたら、気を失っていたかもしれない。2Dで十分、実写並みである。

ところで、アンディのおもちゃたちが「寄付」されてしまう「サニーサイド託児所」の主、ロッツォの、年季の入った「皮膚感」には衝撃を覚えた。この熊の縫いぐるみは、「ある理由」から土砂降りの雨を浴びたり、長時間屋外にいたりする過酷な経験をしている。なので、新品縫いぐるみの特徴である光沢もない。買ってから年数のたった縫いぐるみの質感をここまでリアルに表現するなんて、さすが、ピクサー。うちにいる35年間人生を共にしている熊のぬいぐるみ「マキ」もそうだが、長年抱いていると、汚れも目立ってくるし(私の寝汗がつくのか!?)、表面がけばだってくる。ロッツォのおなか辺りのけばだった繊維の感じ、ものすごくリアルである。そして、一度濡れた表面の布が乾燥した後も、けばだちの原因だろう。うちの「マキ」も、私が小学生の頃、親が私の知らないうちに洗濯機で洗い、屋外で乾燥させる、ということを数回行っていたそうだ。それは数年前親のカミングアウトで知ったのだが、私が留守(修学旅行などのときか?)のときに洗っていたらしい。現在は、マキはあまりに「高齢」なので、汚れなど気にせずに、洗わずにありのままの状態で「生活」してもらっている。ロッツォが路上でびしょぬれになっていたシーンは、うちのマキも「洗濯機トラウマ」を思い出したのか、シュンとして見ていた。

大学に進学する際、子供の頃から濃い関係を結んでいたおもちゃたちとの寂しい別れを体験するアンディを見ていて、自分の過去をふと思い出した。社会人になってから、イギリスに留学することを決心し、その際「マキ」を持参するか日本のアパートに置いていくか悩んだのだが、現地で紛失することが怖かったので、なんと、置いていくことにしてしまったのだ。今考えたらなんて馬鹿なことをしたんだ!?と思う。いまだ、精神の安定のキーとなっている縫いぐるみを日本に置いて、未知の世界に挑みに行くなんて、無茶なことをよくしたな、と思う。そして、イギリスに着いて2週間ほどたったときに、テレビで阪神大震災のニュースを見た。私は西宮のアパートを賃貸したままイギリスに来ていたので、全ての家財を置いたままにしていたのだが、西宮も震災の被害がひどく、まっさきに考えたのは、アパートは倒れていいないか、マキは無事か、ということだった。「こんなことになるなら、連れてくれば良かった・・・」と後悔した。結局実家の両親が震災後アパートのチェック、掃除に行ってくれて、いろいろなものが割れて床に散らばっていたが、マキもベッドから転がりおちただけで、無事だったことが分かった。

私の危険を身代わりになって守ってくれたんだ、と今でもそう思う。私は無事にイギリスでの2年間の苦学生生活を満喫して、震災経験者のマキと再会することができた。

縫いぐるみ(やおもちゃたち)には魂が宿るのだと信じている。この映画の中のウッディたちも、子供のころからいつも一緒だったアンディの大学での安全な日々を心から祈っているだろう。そして、大好きだった持ち主といろいろな理由で「生き別れ」になってしまったおもちゃたちは、ダークサイドで生きざるを得ないほどに、心に傷を持ち続けるのだろう。

これからも、ずっと「友人」マキを大事にしよう、と決心した。

圭子

冒頭の劇中劇のようなサイドストリーは「男はつらいよ」の寅さんの夢に似ていると感じたのは私だけでしょうか。今ではすっかり、私もマキの友達になりました。

亮一

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2010年11月20日 (土)

「ビッグ・フィッシュ」-理解し合う親子-

ティム・バートン監督作品。見慣れているファンタジー、ファンタジーした設定(「シザー・ハンズ」「チャーリーとチョコレート工場」など)よりも、やや現実的な描き方で、病気で死期が近い父と、その息子との不和、そして和解を映画にしている。

この映画のDVDに入っていたティム・バートンのコメンタリーを見ていて、実際に彼自身が、自分の父親とあまりうまくいっていなかったこと、そして、その「うまくいっていない関係」を修復することなく父親が他界したことを知った。バートン監督は、実際には可能ではなかった父を理解し、父と仲直りすることを映画の主人公に体験させることで、自分自身も父親を理解し、父との関係を修復したのではないだろうか。

物語は、おとぎ話のような話ばかりする父親に、正直嫌気がさしている息子が、「嘘ばかり言わないで、本当のことを話してくれ!」と反抗するのだが、父親が話していた数々のエピソードがあながち全て「作り物」ではなかったと気づく様子を描く。

父の若いころのおとぎ話のようなエピソードを描く際、色鮮やかなフェリーニ的世界が展開される。ユアン演じる若きエドワード・ブルームが一時期所属していたサーカスの団長には「あれ!?この小さい丸顔のおじさん、ダニー・デヴィートに似てる」と思っていたら、ダニー・デヴィートだった。エドワードの友達だが、巨大な身体の持ち主であるため、サーカスにスカウトされたカールを、マシュー・マッグローリーという、実際に身長がかなり高かった(諸説あるが、2メートル20センチ以上だったようだ)俳優が演じている。数年前に亡くなったそうだ。

「父親」の若いころをユアン・マクレガー、そして死期が近づいた時期をアルバート・フィニーが演じている。ユアン・マクレガーは、天真爛漫な子供のような表情をする最高の俳優だ。彼は、私にとっては常に「いい人」のイメージがある。何の役を演じていても、応援したくなる、愛すべきキャラクターを好演する。本作でも、好きな女性のためになりふり構わず困難に立ち向かう騎士のような若きエドワードを愛らしく演じている。そして、アルバート・フィニー。彼が父親役で出演している「その土曜日、7時58分」という暗い映画がある。本作のエンディングとは違い、息子と父の不理解が解決しないまま、悲劇的に映画は終わる。

アルバート・フィニーは1970年代に、アヌーク・エーメと8年間結婚している!これって、男としてかなりの「勝ち組」ではないか!?

私自身、母親とのぎくしゃくした関係が子供の頃からずっと続いていて、このままだと、バートン監督のように、母親が生きている間には関係が改善されないような危険性がある。バートン監督は親の死後この映画を作ったことによって、一種心の中の「宿題」をやり終えた感覚を得ることができただろうが、さて、私はどうしよう?と考えさせられた映画だった。

圭子

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2010年11月18日 (木)

祝ご婚約!ボジョレー・ヌーボー・ディナー

英国のウィリアム王子とケイト・ミドルトン嬢がとうとう婚約しました!英ゴシップ誌「Hello!」や「OK!」などで、ずっとウォッチしてきた私は、ウィリアムの婚約に対し、自分の息子のような気持ちになり、感慨深いです・・・

実は、ウィリアムと私、誕生日、一緒です・・・

今日はボジョレー・ヌーボー解禁日なので、はりきって、熟考したメニューです。ウィリアムとケイトの婚約も祝いつつ乾杯!ブルゴーニュ地方のワインなので、醤油やバルサミコ酢が合うと私達は思っています。たとえば、ブルゴーニュのワインをコルクをあけてしばらく置いておくと、「あれ?醤油のふたが開いてる?」と思うくらい醤油臭がする気がするのです。そこで、ブルゴーニュのときは料理にも隠し味に醤油を使います。

ボジョレー・ヌーボーも、ブルゴーニュ地域でつくられたワインなので、今日は醤油を少々使ってます。

まずはメインのチキン。フォークで穴をあけた鶏もも肉にあらかじめ、バルサミコ酢、オリーブオイル、ニンニクのすりおろし、塩、こしょう、ベランダのローズマリーを漬け込み、グリルで焼いたものです。食べるときに醤油をたらしました。

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ボジョレー・ヌーボーが軽いワインなので、酸味のきいたチキンに合いました。

サラダのドレッシングも醤油を使用。まず玉ねぎのみじん切り、粒マスタード、オリーブオイル、レモン汁、塩、こしょう、醤油、砂糖少々をよく混ぜてドレッシングを作ります。ルッコラやパプリカ、プチトマトをサラダにしてドレッシングとよく和えました。

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ルッコラの苦みに少し甘めのドレッシングが合いました。

つぎはパスタ。今日はボンゴレ・ロッソです。材料はアサリ、プチトマト、ニンニクです。アンチョビを味付けに使いました。

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Buono!!たまりませんな。

市販のスモークサーモンにカッテージチーズとケイパーを乗せました。サーモンの下には、さらし玉ねぎをオリーブオイルで和えたものを敷きました。

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カッテージチーズが雪みたいできれいですよね。

おつまみ的に一品、グリッシーニに生ハムを巻きつけてみました。今日は炭水化物食べすぎです・・・

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これもバルサミコ酢を使った一品ですが、昨日から作って置いたマリネです。パプリカ、ピーマン、エリンギをオリーブオイルで炒め、バルサミコ酢も入れてマリネにしました。

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バルサミコ酢だと、普通の酢よりもすっぱさがきつくないので、ワインにも合う気がします。

さて今日の主役、ボジョレー・ヌーボーは、トラン社のものです。去年はヌーボーの当たり年だったらしいですが、今年も負けないくらいおいしかったです!

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エチケットが真っ黒で醤油の瓶みたいですが・・・味は最高。

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ボジョレー・ヌーボーは軽いので、ワイン的には白と赤の中間を想定してメニューを構成しました。二人でおいしくディナーを楽しみました。ウィリアムとケイトもおいしく飲んでね!(上から目線ですみません)

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圭子&亮一

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2010年11月17日 (水)

シェパーズパイで郷愁ディナー

今日は寒いので、買い物に行かずに家にあるものでなんとかご飯を作りました。

ジャガイモ、タマネギ、豚のひき肉があったので、シェパーズパイを作りました。本当のシェパーズパイのレシピとは違うかもしれませんが、こんな味だったかな?と思い、作りました。

まずひき肉玉ねぎを炒めました。ポークソーセージも隠し味に炒めて入れました。肉にはナツメグが合うので、少々入れて炒めました。あと、醤油を隠し味で入れました。

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耐熱の皿に先に炒めた材料を入れました。同時進行でジャガイモを茹で、ボールの中でバター、塩、こしょうを混ぜてあらくつぶして、牛乳も混ぜ入れ、マッシュポテトのような状態にしました。ここに、溶けるチーズも混ぜ入れたのが、私のオリジナルレシピです。

イギリスに住んでいたとき、最初の半年はホームステイでした。いわゆる労働者階級の家で、50代のご夫婦と一緒に私を含む3人の学生が住んでいました。朝ごはんは学生各自、自分でトーストを作ったりお茶をいれたりして食べるルールでしたが、夕飯は仕事から帰ってきた大家さん(landlady)が毎日作ってくれました。このシェパーズパイ(shepherd's pie)は、割と頻繁に出てきた夕飯メニューだったのですが、作っているところを見ていなかったので、あの頃の味の記憶で作ってみました。食べてみたら、懐かしくなりました・・・

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先ほどの、肉を炒めたものの上に、ジャガイモを乗せます。さらに、表面に溶けるチーズを乗せて、オーブントースターで焼きました。

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焼きあがりはこんな感じです。かなりおいしい!冬にはこういうオーブンものがたまりませんね。

今日はあっさりと、豆腐のカプレーゼ。モッツァレラの代用で豆腐を使用しました。

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もともとモッツァレラって豆腐風なので、違和感なしです。

緑のものもあった方がいいと思い、ホウレンソウのソテーです。これとカプレーゼで、赤、白、緑のイタリア国旗ですね。

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あとは、冷蔵庫にあった余り野菜をアンチョビで炒めました。大根、ニンジン、タケノコです。

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今日はノンアルコールなので、軽めです(と言っても根菜中心なので、決して軽くはないか!?)

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圭子

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2010年11月16日 (火)

「愛という名の疑惑」-DNAによる不思議-

サイコサスペンスであり、シリアスな法廷もの。最後にこれでもか、とどんでん返しがあり、見ていて疲労感あり。

リチャード・ギアはこの映画のとき今の私とほぼ同い年。若い!かなり男盛りで魅力的である。キム・ベイシンガーも、ムンムンする色気。俳優とは残酷な職業だ。否が応でも人間は年をとる。見かけの衰えはスピードを遅らせることはできても、止めることはできない。映像で自分のピーク時の姿を見たとき、どう感じるのだろうか。悲しく思うのか、「今の私が最高」と思うのか。カトリーヌ・ドヌーブのように、年を経るごとに迫力のある美しさを披露している人は、案外後者なのかもしれない。

キム・ベイシンガー(過激な異常者を好演)の旦那役のエリック・ロバーツはご存知ジュリア・ロバーツのお兄さん。顔がごつくて怖いので、イメージ的にVシネマ俳優のような感じ。悪役顔です、が、ふと見せる表情が、ジュリア・ロバーツそっくり。

このように、兄弟や父(男性の家族)に似た女性って美人が多いと思う。アンジェリーナ・ジョリーも、ジョン・ボイトの鼻と口と目のDNAを色濃く引き継いでいる。ジョン・ボイトが超イケメンなわけではないが、あの顔が「女性版」になると凛々しい美人に生まれ変わる。ちょっと怖いくらいのクラウス・キンスキーも、娘のナスターシャ・キンスキーになると、目鼻立ちのくっきりした可憐な美人に変身。

というわけでエリック・ロバーツに話は戻るが、娘は女優のエマ・ロバーツ。「バレンタインデー」というやたら出演者が多いラブコメで主要な役を演じている。エマにはお父さんの悪役顔のDNAは今のところ見られない。

圭子

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2010年11月15日 (月)

「色即ぜねれいしょん」 青春は案外、地味

青春時代はこんなものですね。何も期待したようなことは起こらない現実。物分かりのいい両親に見守られた高校生活。利害のない友達との友情。この映画はほっとさせてくれます。翻って自分の高校生活を思いだせば、この映画よりもっと何も期待したようなことは起こらない時間でした。自分の忘れてきたものを思い出すために見るにはとっても良い映画です。隠岐の島には行ったことはないのですがIT会社に在籍したときの上司がここの出身で気になっていました。行ってみたくなります。悪い人が出ない映画って安心できます。たまにはこんなゆるい映画もいいなと思います。

亮一

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2010年11月14日 (日)

ヘルシー煮込みTOFU HAMBURG STEAK ディナー

今日は煮込みハンバーグです。

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ヘルシーメニューです。豚肉のひき肉と豚肉のロースを包丁でたたいたものを豆腐とマッシュルームとたまねぎを加えてパン粉で固めました。ソースはケチャップと中濃ソースと日本酒とみりんにナツメグ、コショーで整えました。お弁当用に余りを残しました。

炭水化物はポテトサラダとカナッペです。

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ポテトサラダはじゃがいもを茹でてゆで卵の黄身とマヨネーズを混ぜて、次にたまねぎのみじん切りと玉子の白身のみじん切りとキュウリのスライスを加えました。

アボカドがちょうどいい軟らかさで、大変ラッキーでした。ツナをかけて、レモン汁、オリーブオイル、醤油をかけて、出来上がり。

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今日は赤のSANTIAGOに合わせて、乾杯!明日からも乗り切りましょう!

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亮一(本日の煮込みハンバーグ/ポテトサラダ/アボカドサラダ担当)&圭子(本日のカナッペ/アボカドサラダのドレッシング担当)

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2010年11月13日 (土)

控え目に、魚介中心ディナー

カロリーを控え目に、でも白ワインに合うディナーが食べたい!と思い、魚介中心にしてみました。

まずは、帆立とサーモンのカルパッチョ。帆立には、あらかじめ塩こしょうをしておきました。ドレッシングは、タマネギのみじん切り、オリーブオイル、粒マスタード、醤油、レモン汁を使いました。お皿に帆立とサーモンを乗せ、その上にカルパッチョ用ドレッシングをかけました。セロリの千切りも飾りに乗せて、できあがり。

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次はスウェーデン料理、「ヤンソンさんの誘惑」を作りました。これはとても簡単なグラタンです。玉ねぎは薄切りに、ジャガイモはマッチ棒よりちょっと太いくらいに切って、電子レンジで数分チンして火を通しておきます。(これは私のアイデアです。本当はジャガイモも玉ねぎも普通はオーブンで火を通すのでしょうが、電子レンジであらかじめ火を通しておくと、オーブンで焼く時間が短縮できます。)その間に、牛乳にすりおろしたニンニクと塩こしょうを入れて、混ぜておきます。グラタン皿に火を通した玉ねぎ、ジャガイモを入れ、ニンニク入り牛乳をそそぎいれ、その上に細かく切ったアンチョビを乗せ、パン粉、バターも適量乗せて、オーブントースターで焼きます。今日は少し表面が黒く焦げてしまいました・・・

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アンチョビとジャガイモって合うんですよ!!ちなみに、生クリームで作るレシピもありますが、うちはカロリー制限を目指しているので、牛乳だけで作っています。

次は根野菜のソテーです。

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玉ねぎと黄色のパプリカとレンコンとセロリをオリーブオイルとアンチョビで炒めたもにソーセージをつけあわせました。野菜の味が楽しめます。

今日は、イタリアワインです。VILLA MOLINOというテーブルワイン。辛口の白で、カルパッチョにもグラタンにも合いました。

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圭子&亮一

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2010年11月12日 (金)

胃が疲れたときのトスカーナ風「パンのスープ」ディナー

今週はとても疲れてしまったので、胃に優しいトスカーナのスープディナーを二人で作りました。スープの作り方は亮一が語ります。

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缶づめのカットトマトと固形のチキンスープにニンニクをカットしたものとフランスパン(バゲット)に水を足して煮込みました。塩、コショーして仕上げにオリーブオイルをひとたらし。バジルの葉ものせました。

バゲットを一本買っても、その日に食べる量は半分くらいです。翌日はものすごく硬くなってしまうので、バゲットの残りは適当な大きさに切って、冷凍をします。冷凍したバゲットのスライスは、そのままオーブントースターで焼いたら復活しますが、それでも冷凍庫に余ったバゲットがたまると、よくこのパンのスープを作ります。消化にもいいので、今日のように、ちょっと胃の調子が悪いときや、風邪っぽいときに、効きます。

鮪の刺身が半額になっていたので、カルパッチョ風にしました。オリーブオイル、醤油、ワサビを混ぜてドレッシングにして、鮪の上にかけました。マヨネーズも。

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水菜、キュウリ、パプリカをサラダにしました。くるみを一緒にまぜました。ドレッシングで和えた後、粉チーズとこしょうをかけて、出来上がり。

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今日はあっさりディナーです。ワインなし!(さびしいですな)

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おかゆのように、胃に優しいスープです・・・

圭子&亮一

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2010年11月11日 (木)

疲れた時のSUKIYAKIディナー

また、疲れました・・・月曜に牛肉を食べたばかりなのに、幸い近くのスーパーで6割引きのさつま姫牛のすき焼き用の肉を見つけてしまい・・・すき焼きにしてしまいました。

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豚肉も足しました。しっかり無料の牛脂ももらってます。

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お肉を焼くときは、砂糖と醤油(広島名物牡蠣醤油です)だけで調理します。関西風ですね。うちは割りしたは使いません。野菜を焼くときは、日本酒を少し入れます。

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豆腐や舞茸、長ネギ、インゲン豆、シイタケなど野菜もたくさん。仕上げは焼きうどんにしました!しらたきも加え、おいしいすき焼きをいただきました!

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肉を食べるときは、興奮して、写真を撮る余裕がないので、食前に撮った写真でかんべんしてください!ワインは激安ワインのチリのSANTIAGOです。甘辛いすき焼きとのマリアージュははっきり言って、尋常ではありませんでした。

圭子&亮一

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「アメリカン・サイコ」-妄想か、現実か-

「アメリカン・サイコ」は過去に少なくとも10回はレンタルして拝見させていただいた、私のフェイバリット映画の一つ。ちなみに、マイ人生ベスト5の映画をリストアップすると・・・(この「ベスト5」は気分によって変わるのだが)

1位「ルードヴィヒ」(ルキノ・ヴィスコンティ監督)

2位「ディーバ」(ジャン=ジャック・べネックス監督)

3位「アメリカン・サイコ」(メアリー・ハロン監督)

4位「エターナル・サンシャイン」(ミシェル・ゴンドリー監督)

5位「レクイエム・フォー・ア・ドリーム」(ダーレン・アロノフスキー監督)

ハッピーエンドの映画、あまりランクインされていない・・・

この「アメリカン・サイコ」に関しては、私が好きな映画を選ぶときにあげるポイントが複数詰まっている。まず、「男前俳優」が出ていること。主演クリスチャン・ベールの美しいこと。一番きれいだった頃の彼を隅々まで堪能できる素晴らしい映画だ。そして、「主人公が異常」というのも大事なポイント。上記ランキング1位の「ルードヴィヒ」の主人公ルードヴィヒ役のヘルムート・バーガーも、美しくて変人な王をあやしく演じていた。最後のポイントは細部がきちんと描かれていること。「アメリカン・サイコ」を私が何度も見るのは、見どころが多いからだ。クリスチャン・ベールだけではない。脇を固める俳優陣も異様に品質が高い。ベール演じるパトリック・ベイトマンの秘書役のクロエ・セヴィニー。この映画で唯一の「まともな人間」を好演。普通な人間は彼女演じるジーンだけ。あとはみんな、変。ベイトマンの同僚のティモシーは、これまた私のお気に入りのジャスティン・セローが担当。この人は脚本家でもあり、「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」の台本も作っているらしい。「マルホランド・ドライブ」での悲劇の映画監督アダム・ケシャーのときもよかったが、この「アメリカン・サイコ」のオープニングのディスコシーンでは、80年代風ダンスを披露している。

脇役は他にもすごい俳優ばかり。「キューティ・ブロンド」でのブレイク前のリース・ウィザースプーンはベイトマンの婚約者役。そして、先日見た「17歳の肖像」で主人公のきのいい母親役だったカーラ・シーモアは、ベイトマンに買われるストリート娼婦役。そしてそして・・・上記ランキング5位の「レクイエム」の主人公、地獄の底まで落ちていくハリー役を美しくも悲しく演じたジャレッド・レトは、ベイトマンに「痛い目」にあう、バブルの申し子ポール・アレンを演じている。「レクイエム」と「アメリカン・サイコ」は同年の映画だが、レトは後者ではふっくらしているが、前者ではがりがり。体重を役に合わせて自在にあやつる、憎いやつ。

原作をペイパーバックで読んだが、この映画でのセリフは原作にものすごく忠実だった。2000年の作品だが、映画(=小説)の舞台は80年代後半のニューヨーク。経済の象徴、ワールドトレードセンターも映画内で見ることができる。ちなみに、映画を見ても、原作を読んでも、ベイトマンの「殺人趣味」が妄想の中だけの出来事なのか、一部は現実なのか、それとも全てが現実なのかは曖昧だ(と私は思った)。曖昧だから、「本当はどうなんだろう?」と、何度も何度もこの作品に引き寄せられてしまう。名作だ。(バブルよ、もう一回戻ってこい!!)

圭子

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2010年11月10日 (水)

SOBAでDIETディナー

二日連続でワインだったので、今朝、体重がよくない状態になっていた私達です。今日は夕飯は蕎麦を中心にすることにしました。

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昨日に引き続き、カニカマを食べました。蕎麦の上に彩りで乗せてみました。

These are buckwheat noodles (SOBA) with surimi sprinkled over them.

トマトには、乾燥ディル、塩、オリーブオイルをかけて、簡単なサラダに。

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いろいろなサイズ、色で、かわいいですね。

イカの塩辛の瓶詰があったので、えのき茸と炒めました。アンチョビの代わりになりますよ!味付けも塩辛だけで深い味わいになります。

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お酒の「あて」にちょうどいいしょっぱさ、ですが、今日はダイエットのため、禁酒です・・・

大根、蓮根、エリンギを、ポークソーセージと一緒に焼きました。味付けは、ほとんど必要なかったです。ソーセージから出る旨みで根菜たちがおいしくなりました。こしょうを仕上げに多めにかけて、味を引き締めました。

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エリンギの下には、サラダ小松菜を、ごま、オリーブオイル、醤油で簡単に作ったドレッシングで和えたものを敷きました。

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ヘルシーに食べました(が、やはりこれだけではもの足りなかったので、食後に「久寿餅」by 日本橋 長門とチョコレートを食べて、やっとおなかが落ち着きました)。

圭子

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2010年11月 9日 (火)

「運命のボタン」-左右対称の恐怖-

この映画を見ている最中、何度か「シャイニング」を思い出した。やたらと画面が左右対称の構図を持ち、それだけで、恐怖感があおられた。どうしてシンメトリーな構図だと、不気味に感じるのだろう。私の個人的な考えだが、もしかしたらそれはシンメトリーが、「不自然」だから、非日常的に感じて、心が落ち着かなくなるからなのかもしれない。

たとえば、日常生活で、家具や設備が自分を中心に完全な左右対称になっている状態に身を置くことはあまりない。そもそも、左右が完全に線対称の建物、敷地に、それほど頻繁に出くわさない。なかなか出会うことのない環境ばかり目の当たりにさせられると、人は「不安」になるのかもしれない。この映画では本当にしょっちゅう、登場人物が左右対称の構図の中に存在していた。

「運命のボタン」は、そのボタンを押すと、100万ドル手に入れることができるが、その代わりに、自分の知らないところで誰かが死ぬことになるが、それでも押すか、どうするか、という究極の誘いを投げかけられ、経済的に少し困っているキャメロン・ディアス扮するノーマと、その夫アーサーが悩む映画である。

健康美のキャメロン・ディアスも本作では笑顔をそれほど見せることなく、シリアスに演じている。シリアスな役柄であり、かつ、母親役。いつまでも元気一杯笑顔炸裂キャラだけでは仕事の限りもあるだろうし、このような新境地も開拓するのは大事だと思う。その意味で、この「いつもと違う役どころ」に関しては、成功している。おげれつギャグもの(「メリーに首ったけ」や「クリスティーナの好きなコト」など、昔はじけていたキャメロン作品)、女の生き方もの(「彼女を見ればわかること」など)、アクションもの(「チャーリーズ・エンジェル」など)、と、彼女は様々な姿に挑戦してきたが、今回のような「サスペンスもの」も選択肢に入れることになり、今後も活躍が期待されるはず!長生きしてね、キャメロン。

夫のアーサー役のジェームズ・マースデンだが、「魔法にかけられて」というディズニー実写映画で元気な「エドワード王子」役を好演している。古風な男前で、若いころのトム・クルーズをほうふつさせる。今回は、かわいそうな役。本当に哀れな役である。

圭子

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ヨーロッパも夢中のSURIMI(カニカマ)ディナー

今日は代休だったので私が全ての料理を作りました。

メインはカキと鶏の手羽先とズッキーニをソテーしてベビーリーフにのせました。

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次はゴボウサラダです。ゴボウを細かく切って酢水にさらしてから茹でたものをきゅうりとあわせ、マヨネーズとマスタードとごまを和えました。

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タマネギとピーマンとれんこんのトマト煮込みです。缶詰のホールトマトと固形のチキンスープで煮込みました。

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今日のテレビで、ヨーロッパで日本以上の人気を得ているSURIMI(カニカマ)と紹介されていたので、早速カニカマを使ったディナーにしてみました。

カニカマと鮪とアボカドをレモン汁とオリーブオイルで和えた簡単な付け合わせです。ヨーロッパの方がもしかしてブログを見ているといけないので、ちょっと英語でレシピにトライしました。

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Recipe for Marinated SURIMI Salad with Avocado and Tuna Meat

1. Slice the avocado and squeeze lemon juice on the slices.

2. Add slices of tuna meat and surimi to the avocado.

3. Season with salt, pepper and olive oil. Put a small amount of soy sauce and wasabi (Japanese horseradish) as a hidden flavour to the salad.

最後はカニカマを使ったドリアです。手抜きバージョンです。冷凍ご飯とカニカマとアスパラを牛乳にまぜたものにとろけるチーズをのせて焼いた簡単なものです。

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ワインはキッコーマンが輸入しているボルドーのテーブルワイン、ベル・リーヴ ブランです。

辛口で結構いけます。

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亮一

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2010年11月 8日 (月)

さつま姫牛「半額」ディナー

月曜はどっと疲れます。なので、簡単にエネルギーを得ることができる牛肉を焼くことにしました。うちの近くのスーパーは夜に行くと、多くの食材が半額になっています。今日は「さつま姫牛」が半額に!ニンニクと一緒に肉を焼いて、塩こしょうしただけです。マスタードや醤油を少々つけて食べました。

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サラダは、ルッコラとトマトです。このカラフルなトマトは、先日友達と一緒に食べに行った国立駅近くの農家直営のレストランで販売していたものです。トマト、すごく甘かったです。最近は黄色とかオレンジとかいろいろな色のトマトがあっていいですね。ドレッシングは、オリーブオイル、レモン汁、醤油、塩、こしょう、そして、隠し味に砂糖を少し入れてよく野菜と混ぜました。ルッコラは苦みがあるので、ドレッシングに蜂蜜とか砂糖を少しだけ入れると、ものすごく合いますよ。仕上げに粉チーズも振りかけて、コクがアップ!

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付け合わせに、ハンペンのチーズ焼きです。ハンペンをふっくらフライパンで焼いて、チェダーチーズのスライスを乗せました。プチトマトを仕上げに乗せて、小さいピザ風に。

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夜だし、炭水化物は我慢しようと思ったのですが・・・やはりバランス的にパスタがあったほうがいいな、と感じ、ミートソースのスパゲティを作ってしまいました!いやあ、ダイエットって難しいですね。

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トマト缶のトマトに、プチトマトもプラスして、さまざまな食感のトマトを楽しみました。

今日は激安、しかし激うまの、チリのSANTIAGOの赤と合わせていただきました~

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圭子

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2010年11月 7日 (日)

「真実の行方」-あっぱれ、ノートン卿-

1996年のアメリカ法廷もの。リチャード・ギア演じる敏腕弁護士が、大司教の殺人事件の容疑者(エドワード・ノートン演じるアーロン)の弁護を申し出るのだが・・・

この、エドワード・ノートン(以下、敬意をこめて「ノートン卿」と呼ばせていただきます)がすごい。これがなんとデビュー作らしいのだが、完全に主役のリチャード・ギアを食ってしまっている。よわよわしい「アーロン」と、暴力的な「ロイ」の二人が突然入れ替わる、多重人格の役なのだが、目つきが突然「ロイ」になったり、急に吃音の「アーロン」になったり、と、見ていて「この人、演技なのか、病気なのか・・・」と恐ろしくなるほどの迫力だった。

ラストの大どんでん返しには、感動。よくできた映画である。(最後に「がーん!!」っときますので、覚悟してください。)

ノートン卿のおじいさんは建築家で、大阪の「海遊館」の仕事で彼が大阪に来ているとき、一緒に手伝いに来ていたらしい。そして、1年くらい大阪に住んでいたらしい!海遊館が出来た頃、学生で大阪に住んでいた私・・・ノートン卿とどこかですれ違っていたりして。

ローラ・リニーが、若き検事役で出ている。スーツをパリッと着て、ミディアム・ボブのブロンドで頭の切れる女性を演じている。40代半ばの現在のローラ・リニーは、世話が必要な老いた母親に悩まされる中年女性の役や、子供のベビーシッターをいじめる役など、彼女の年齢に適した役をしているので、「ローラ・リニー=悩める中年女性」という印象だったのだが、誰にでも若い時はある。本作でのリニーの役は、セクシーかつ、知的なバリバリのキャリアウーマンであり、リチャード・ギアとのさりげない過去も匂わせる、今で言ったら誰だろう・・・スカーレット・ヨハンソンやアンジェリーナ・ジョリーくらいがやりそうな役だ。

このように、自分の年齢に応じて適切な役を演じていくことができれば、女優としても将来安泰だろう。しかし、本作を見て感じたのだが、ローラ・リニーには、「真実の行方」のヴェナブル検事のような、まだまだ「勝負に出る」感じの役をぜひやってもらいたい。美しく年齢を重ねていつつ、仕事も激しくこなし、男性もメロメロにする恐ろしい女を演じてもらいたい。30代前半のころの、艶っぽいリニーを見て、そう感じた。

本作のリチャード・ギアは男盛りのセクシーさ満開。40代後半だが、こういう、仕事もできて、女にもモテて、という役を上手に演じることができる俳優、最近あまりいない。たとえば伊勢谷友介(まだ40代後半、ではないが)や、ジュード・ローなどは、セクシーで女泣かせの役はぴったりだが、なぜか、誠実に仕事もがんばる、というタイプに見えないのだ。そういう役柄、そういう役者、のニーズがもう現在は少ないのだろうか。そういう時代なのだろうか。

圭子

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ソーセージとチーズのオープントースト

昨夜遅くからリチャード・ギアの昔の映画見ていたらやめられなくなって、寝たのは3時。昼夜が逆転してしまい、今朝起きたら11時半でした。実はこの、「翌日休みのときには深夜から朝方まで映画を見るNIGHT」が結構好きです。映画は夜中、周りが静かな見る方が、映画館で見ているような緊張感があっていいです。しかし、これは今みたいに、亮一が出張で家にいないときに限ります。亮一がいると、早寝早起き生活になってしまうのです。私はもともと夜型人間だったので、この機会に夜行性動物生活をせいぜい楽しみます・・・

昨日見た「真実の行方」については、また後で書きます。かなりよかったです。昔のリチャード・ギアって怖いくらいに素敵。最近、こういう俳優少ない気がする。セクシーで女にもてる役を上手に演じる人。

ほとんどお昼ですが、今日の朝ごはんはこんがり焼いたポークソーセージにチェダーチーズを乗せてチーズソーセージにしたものをフライパンで作っておいて、それをトーストに乗せた、オープントーストです。

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ケチャップかけました。ケチャップの味って、いきなり5歳くらいにタイムスリップさせられませんか?私は子供時代に戻りたいときケチャップをかけます。

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断面図はこんな感じです。チーズとポークソーセージ、合いました!この間はご飯に乗せてロコモコ丼風にしましたが、トーストにも合います。ソーセージに関しては:

http://www.yoro-kobayashi.com/ 「養老ハム工房 小林商会」

を見てみてください!

もう午後になってしまいました。おなかいっぱいになったので、行動開始です。

圭子

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2010年11月 6日 (土)

「人間失格」-生田君が美しすぎて-

太宰治の「人間失格」を読んだ時に思い浮かべた風景と、この映画で描かれているそれとが、不思議と一致するシーンがいくつかあった。

一つは有名な「トラ・コメ」のシーン。主人公の葉蔵と堀木(伊勢谷友介が、本当に嫌な奴を演じている。うまい。ずるい堀木になりきっている!)が、いろいろな言葉を「トラ(悲劇名詞」)か「コメ(喜劇名詞)」に分ける遊びをするシーンである。原作では悲劇、喜劇の言葉当てのほかに、アントニム、シノニムごっこもする長いシーンだが、映画では「『悪』と『罪』とは?」といったことをさらっと話しているうちに「ソラマメ事件」へ突入する。葉蔵と堀木が、原作ではアパート屋上で焼酎を飲むのだが、映画では家の上の方のフロアの窓際で飲む設定だった。その、窓際の夕暮れの空の映像、そして、ヨシ子が「ソラマメ事件」の被害にあっているのを、にやりとして目撃し、助けもせず葉蔵のもとへ戻った堀木の行動の描き方は、私が原作を読んでいて想像した風景と全く同じだった。

太宰の書き方には、読者に映像を簡単に想像させるうまさがあるからなのかもしれない。

もうひとつ、葉蔵がモルヒネ中毒になり、夜遅く薬屋のドアを乱暴にたたき、女主人にいきなりキスをしてモルヒネを出せと懇願するシーンも、原作を読んだ時の想像とほぼ同じだった。室井滋さん、色っぽかった。

この映画の中の、女性はみんな妙に色っぽい。室井さんもそうだし、ヨシ子の石原さとみもすごかった。石原は「ソラマメ事件」の後、ふらふらしながら茹でたソラマメをお皿いっぱいに乗せて階段を上がってきて、うつろな目で立ちすくんでいるシーン、すごかった。もちろんバーのマダム、大楠道代も、「ツィゴイネルワイゼン」から30年たっているのに、相も変わらず色っぽいまま。こういう美しい60代の女優さんを見ていると、どうやったら美しく歳をとれるか、真剣にそろそろ考えんといかんな、と強く感じる。もう、手遅れか・・・?

ただ、原作の中の葉蔵のイメージよりも、生田斗真君が美しすぎて、日本の話というより、アブサン崇拝者のアルチュール・ランボーの伝記みたいに、ときどき見えてしまった。特に、ラスト近くの三田佳子演じる鉄(原作では「テツ」)と海辺で貝殻で遊んでいるシーン。三田の爽やかなワンピース姿も手伝って、まるでフランス、ドーヴィルかどこかの海岸にしか見えない。生田斗真君、恐るべし。

生まれてから読んだ本の中で、一番読み返し率が高い小説の映画化なので、いくらジャニーズのアイドルが主演だと言っても、見ないわけにはいかない、とそれほど期待せずに見たのだが、十分満足した。よく考えたら荒戸源次郎監督だもの。満足いかないわけは、ない。

圭子

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電子レンジでリンゴジャム

毎年広島の両親が、なぜか長野のリンゴを箱単位で送ってきます!(広島ですが、みかん、ではなく、リンゴです)両親はリンゴが好きで、子供の頃もデザートはケーキなどではなく、しょっちゅう、リンゴでした。その頃の名残でしょうか、リンゴを送ってくれます。

今年は、「秋映(あきばえ)」というリンゴらしいです。皮の色が結構黒っぽくて迫力があります。インターネットで調べたら、この秋映は、「千秋」というリンゴと「つがる」というリンゴを掛け合わせたものらしいのです。酸味がいい感じですよ。

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しかし・・・夫婦二人でリンゴを段ボールにひと箱、だと、ペース良く食べ続けないと傷んでしまいます。そこで、リンゴをジャムや料理に使ってガンガン食べていくのが毎冬の私達の課題です。

今日は電子レンジジャムを作りました。リンゴを皮のままスライスして、砂糖とレモン汁をかけて、そのままボールの中で放置しておきます。水分が出てきたリンゴを耐熱容器に入れて、電子レンジで3分くらいチン。最初はラップをしてチン、その後、かき混ぜて、ラップをしないで、3分チン。それでだいたい軟らかくなるので、出来上がりです。

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ジャム、というより、アップルパイの中身みたいな感じですね。リンゴの形がそのまま残っています。おやつ代わりにおなかがすいたときに食べることもできます。ヨーグルトに入れてもおいしいですよ。

圭子

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2010年11月 5日 (金)

ボロボロの日のロコモコ丼

会社から、ボロボロになって帰りました。戦場から帰還した名もなき戦士。そういう日、ありますよね?身も心も疲れて、何かパンチのあるものが食べたい日。そういう日は肉を食べます。肉食です。

10年来(正確には今年で13年のお付き合い!)のお友達から、ソーセージが届きました。さっそくロコモコ丼風にしていただきました!お友達ハムの会社のホームページは下をご覧ください。ハムもベーコンも恐ろしいほどおいしいのです。

http://www.yoro-kobayashi.com/ 「養老ハム工房 小林商会」

ポークソーセージを1センチくらいに切り、フライパンでこんがり焼きます。同じフライパンでシシリアンルージュ(トマト)とマッシュルームも焼きました。ソーセージからいい感じの脂が出てくるので、焼くときには油は不要。出てきた脂で目玉焼きも作りました。

キュウリやニンジンなどをサイコロに切って、ツナ、マヨネーズで和えたものと一緒に、ご飯の上に乗せて、一気に食べちゃいました。少し元気になりました。

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写真では見えないのですが、ソーセージたちの下にご飯がいます!

圭子

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「素晴らしき哉、人生!」-ラスト30分の号泣-

もう死にたいな。私なんて生まれなかった方がよかった。クィーンの「ボヘミアン・ラプソディ」の歌詞みたいだが、ときどき、そんな考えが頭をよぎることがある。仕事で失敗したとき。信頼していた人に裏切られたとき。「きっと私は価値がないからこういう目にあうんだ」と思い、究極は自分をこの世に生んだ親を恨み、自分の生を呪う。

昨日も、そんな「よくある日」だった。最近仕事がうまくいっていないからか、「生まれなきゃよかったなDAY」が多い。よくないことだと思い、「素晴らしき哉、人生!」をレンタルしておいた。レンタル屋でストーリーの要約を読んだ時、「今これをレンタルしておいた方が安全かもしれない」と虫の知らせがあったのだ。

ボロボロになって帰宅して、見始めた。主人公ジョージ・ベイリーは人生の随所随所でうまくいかないことにぶち当たる。しかし、なんとか耐えて生きている。しかし、そんな彼に「もう限界だ」という事件が起こり、彼は自殺を試みる、そんな彼のもとに天使が現れ・・・

映画のラスト30分はとんでもないことが起こる、起こり続ける。きっと誰もが涙でスクリーンが見えなくなる体験を得るだろう。この映画は、自分なんか死んだ方がいい、生まれてこなければよかった、自分なんてどうせ何の意味もない小さな存在だし、と感じる夜に見たら、生きていることの素晴らしさ、自分の周囲に与える決して小さくはない影響力を思い知らせてくれる。

この映画が人生に必要のない人もいるだろう。自分は価値がある人間だ。生まれてきてよかった、なぜなら自分はみんなに役に立っているから、と自信のある人には必要ないかもしれない。しかし、自信を失い、周りの人ばかりが偉く見え、自分のことがきちんと愛せない人や、一時的にそのような心境になっている人には、絶対にお勧めだ。とにかく、あなたがいないことには、始まらない。あなたがいるから、世界があるのだ、とこの映画は訴えている。

ところで、この映画の中のたった一人の悪役、「ミスター・ポッター」を演じているライオネル・バリモアという俳優がいるが、この人の弟の孫がドリュー・バリモアらしい。非常に憎らしい役なのだが、彼のおかげで他のキャラクターの人間性の良さが際立つ。

非常に古い映画である。1946年白黒のアメリカ映画だ。白黒だけど、きらきら輝いている。クリスマスにもう一度見たいと思っている。

圭子

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2010年11月 4日 (木)

「わすれた恋のはじめかた」-中途半端な気がする・・・-

アーロン・エッカートの顎は「お尻」みたいだ。この人は私と同じ1968年生まれ。彼は三月生まれなので、学年で言うと彼の方が一学年上(勝手に「4月始まり」の日本の数え方でカウントしているが・・・)なのだが、どうも母性本能をくすぐるのだ、私にとって。

ジェニファー・アニストンは、普通の女の子を演じたら天下一品。人気ドラマ「フレンズ」の頃から、彼女に対する印象は変わらない。いつもとても健康的で、元気なgirl next door。

人気者の二人の俳優を起用して、こんなに中途半端な仕上がりになってしまい、残念な気持ちである。かなり期待して見たのだが・・・何もかもが中途半端な気がする。

アーロン・エッカート演じるバークは、自己啓発書の著者。自分自身、妻を2年前に交通事故で亡くしていて、愛する人の死を克服した経験を書いた本がベストセラーになっている。自己啓発のセミナーのためにシアトルのホテルに来ている。

そのホテル内の花のアレンジをしている、花屋を本職としている女性エロイーズをジェニファー・アニストンが演じている。二人はホテルで出会い、だんだん惹かれあうのだが・・・

まず、バークの自己再生(妻の死の克服、妻の父との関係の修復、自己啓発書で書いた内容に「嘘」があり、そのことをカミングアウトすることで、すっきりとした生き方を始める)と、バークの新しい恋物語(妻の死後数年間全くデートすらしていない、健康的なエロイーズとの出会いで新しい人生に光が見える)、恋に臆病になっているエロイーズの再生(ミュージシャンの彼の浮気、男性不信、バークとの恋愛の兆し)、バークの義父の苦悩(娘の死、娘婿バークが娘の死を「利用」して、儲かっていることの怒り、娘婿の苦悩を認識、許し、娘婿への愛)・・・と、盛りだくさんの数々の材料が、どれもかなりさらっとした味付けになっているのだ。一番残念なのは、魅力的なアーロン・エッカートとジェニファー・アニストンがどのタイミングで恋に落ちたか、よく分からないほど、恋愛模様の描き方が薄いことだ。

二人の出会う町シアトルも、恋が始まる、人生が再生される場所としては、どんなもんかな、という地味な描かれ方。雨またはどんより曇り空ばかりのシーンが映されている。人気映画「トワイライト」のように「バンパイアもの」だったら、明るい光を浴びるとちょっと困るエドワードたちにとってもワシントン州は格好のロケ地だろうが、暗い闇から明るい人生へのシフトの場、としては、やや暗すぎる場所だったのではないだろうか!?

でも、大好きなアーロン・エッカートを抱きしめたくなるシーンもあった。自己啓発のセミナーの会場に講師として入る前、ナーバスになって(自書では「嘘」を書いていて、まだ自分自身、悩みを解決していないのに、セミナー参加者の前で元気いっぱいな姿を演じなければいけない苦悩のためか)いるのだが、ドアを開ける一瞬前に、元気な顔を作って、ドアをバンっと開け、「イイェエエイ!みんな元気かーい!?」とノリノリでずんずん歩いていく姿。ドアを開ける一秒前に顔を「エイヤッ!」っと変えるバークの健気さに、ああ、アーロン・エッカートのこの顔を見れただけでも儲けもんだ、と思った。

圭子

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2010年11月 3日 (水)

晴れた秋の日のカッチャトーレディナー

文化の日の今日はとてもよい天気でした。町田まで買い物に行きました。ブログでいつも同じようなランチョンマットだったので、かわいいランチョンマットを探しに行ってきました。

ランチョンマットを見つけたお店で、とても小さなバーニャカウダのポットを見つけました。今までバーニャカウダを作るときは、鍋でつくって、出来上がったものを卓上で、ソース的に食べていましたが、これがあれば、温かいままでずっと食べることができます。ものすごく小さいのですが、使い勝手がよく、感動しました。大根、キュウリなどの野菜スティックをグラスに入れてみました。

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アロマテラピーのランプとそっくりですね。バーニャカウダのソース作りについては亮一に語ってもらいましょう・・・

にんにくを牛乳と合わせて電子レンジでチンして、その後一旦牛乳を捨て、にんにくのみ利用して、アンチョビとオリーブオイルを足し、たんねんにスプーンですりつぶしたものに再度、牛乳を足してこのポットで温めました。とてもいい感じに出来ました。

次はメインのチキンカッチャトーレです。町田のデパ地下で鶏の骨付きもも肉を見つけたので買いました。先に鶏肉に塩、こしょうをして、つぶしたニンニクと一緒にオリーブオイルでフライパンで焼きました。焼いているうちに出てくる水分をキッチンペーパーで取り除いて、一度お皿に鶏を出しました。次に、同じフライパンで、玉ねぎ、パプリカ、マッシュルームをオリーブオイルで炒めました。先に焼いておいた鶏と、野菜を炒めたものを鍋に一緒に入れ、コンソメキューブ、トマト缶、ローズマリーを入れ、煮込みました。火が通ったら、バルサミコ酢を少し入れ、火を止めて、出来上がりです。

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付け合わせに、カリフラワーのパン粉揚げ炒めを亮一が作りました。

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カリカリしたパン粉と、カリフラワーの食感の違いが、いい味をだしていました。

町田はデパートが多いので、久しぶりにおいしいバゲットを買うことができました。ミニトマトをオリーブオイルとみじん切りニンニクでマリネしておき、バゲット薄切りをトーストしてオリーブオイルをかけたものに乗せて、ブルスケッタにしました。

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バーニャカウダが熱々なので、白ワインにしました。「樽熟成 ブレンド シャルドネ」というさわやかな白ワインを冷やして食事に合わせました。

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新しいランチョンマット(シルバー!)です。

圭子&亮一

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2010年11月 2日 (火)

「愛が微笑む時」-泣いたり笑ったりまた泣いたりの人生讃歌-

ロバート・ダウニーJr.の大ファンである。「レス・ザン・ゼロ」でのクスリの世界に墜ちていく悲劇のジュリアン役といい、「オンリー・ユー」での素敵な「嘘つき男」役といい、「アイアンマン」での変身ものらしからぬ超リラックスしたトニー・スターク役といい、映画によって全く別人に早変わり。どの映画でも、彼の人間性の良さがにじみ出ていて、愛さずにはいられない俳優である。

そんな私のお気に入りのダウニーJr.の1993年の作品「愛が微笑む時」は、もしかしたら私が今まで見た彼の作品のナンバーワンになるかもしれない!と思うくらい、激しく感動した作品だ。(いや、やはりナンバー・ワンは「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」での「黒人」カーク・ラザラスだ!)

いわゆる、ゴーストもの、である。死んだけれど天国にも行けず、この世にもとどまることができないさまよう魂たちと、ダウニーJr.演じるトーマスとの交流を描いている。さまよう4人の霊が、時にトーマスに乗り移るのだが、その度にダウニーJr.が中年女性風に歩いたり、柄の悪いちんぴら風に歩いたり、と、本当に乗り移っているようにしか見えない激しい演技力ではじけまくる。本当に芸達者な人だ。男前なだけではない。歌手の霊が乗り移った時の彼は、神がかりの歌唱力を見せてくれる。

志半ばで突然この世から去らないといけなくなった悲しい霊たちの身になって、悲しくなった後に、涙が出るほど笑って、最後にまた、「生きるって素晴らしい」と涙が出て、映画を見ている時間全てが充実していた。90年代の作品なので、最近の映画より、もちろんCGもちゃちだ。複雑な人間模様もあまりなく、単純に、いい人ばかりでてくる映画だ。しかし、それが逆に新鮮で、たまにはこのような素直な涙を流すことができるシンプルな映画もいいな、と思った。ビバ90年代!

この映画の後、ダウニーJr.の人生は「レス・ザン・ゼロ」を地で行くような、悲惨なものになる。薬物問題で何度も逮捕され、刑務所にも入所する。クスリを抜くために、リハビリの施設にも入った。そのころ、「もう彼も俳優人生終わりだな」と思った人も多かっただろう。復帰後の、「アイアンマン」や「シャーロック・ホームズ」の大ヒットだけを見たら、彼が地獄を見た人間だとは分かりづらい。苦労人である。

今回の「愛が微笑む時」を見ると、現在のダウニーJr.よりもふっくらとしている。現在45歳。若いころよりもずっと身体も引き締まり、目力もある。同世代を生きる人間として、ロバート・ダウニーJr.をこれからもずっとずっと見つめていきたい。がんばれ!

圭子

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2010年11月 1日 (月)

「第9地区」-もしもエイリアンになってしまっても-

カフカの「変身」みたいだ。突然人間でなくなったら、周りは冷淡になる。きっと今までまじめで誰からも好かれていたあなたも、急にこの映画の主人公ヴィカスのように、左手がエイリアンの手のように変化したら、周りは戸惑い、静かに、でも急速に、あなたを人間扱いしなくなるだろう。

人間扱いをされなくなった主人公を正面から受け止め、対等に接するのは、皮肉にも「エビ」と差別的に呼ばれるエイリアン親子だけだった。映画の中盤から、この健気な父エビと息子の「小エビ」にエールをおくっている自分に気がついた。小エビが愛らしすぎる!!そして、人間の子供よりも、ずっと賢い・・・

「第9地区」を見ていて、このシチュエーションは誰にでも、どこででも起こりうると感じた。急に伝染性の病気になったら、急に経済的に破綻したら、急に浮浪者になったら、急に会社での立場がなくなったら・・・左手がエイリアン化しないまでも、いつでもこの不安定な世の中で私たちは「エイリアン」になる可能性はある。そのとき、昨日まで一番そばにいた愛する人と会えなくなる、この映画の主人公の様には、絶対になりたくない。

本作のプロデューサーにピーター・ジャクソンが名を連ねている。彼の初期の監督作品に「乙女の祈り(原題「Heavenly Creatures」)」がある。ニュージーランドで実際に起きた「事件」を映画化したもので、思春期の女の子と母親との難しい関係を描いている。ケイト・ウィンスレットの映画デビュー作だ。

イギリスに移り住んで半年たったころ、毎週のように通っていたPhoenix Picturehouse という通常より安い料金で映画を見ることができる映画館で、留学生仲間と一緒に見た映画だ。日本を離れ、テレビからもラジオからも街中でもホームステイ先の大家夫婦からも聞き取りにくいイギリス英語を浴びせられて、ほとほと「エイリアン」になっていた私が、初めて最初から最後まで全てのセリフをほぼ100%理解した、初の体験だった。エンドロールが流れる間、涙が止まらなかった。子供のころから母親と難しい関係を持ち続けていた私は、映画の中の少女たちを見ているのが胃が痛くなるほどつらかったのと同時に、イギリス英語がきちんと聞こえるようになったことで「やっとイギリスに受け入れてもらった!」と感じ、立ち上がれないまま泣いていた。隣のスロバキア人の友達に「ケイコ、怖がらないで!ただの映画だよ。大丈夫よ」と肩を叩かれた夜を思い出した。

圭子

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