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2011年1月 3日 (月)

「恋する宇宙」-ヒュー・ダンシーが愛おしい-

サンダンス映画祭で2009年度「アルフレッド・P・スローン賞」をとっている作品。主演はイギリス人俳優ヒュー・ダンシーなのだが、アメリカ人の役を演じている(とは映画の中で特に説明はないが、彼のアクセントの様子などでそう思われる)。このように、イギリス人が普通のアメリカ人の役を演じていたり、逆にグウィネス・パルトローやレネー・ゼルビガーが普通にイギリス人の役を演じたりしていると、本当に英語を母国語としている俳優陣は、役柄の可能性が広がって有利だな、と思う・・・ 

ヒュー・ダンシーの私の中での「はまり役」は、テレビドラマ「エリザベス1世~愛と陰謀の王宮~」の中のエセックス伯役。あの、ヘレン・ミレン演じるエリザベス女王をメロメロにするかなりの年下男役なのだが、あのような時代劇での子音をはっきり発音するヒュー・ダンシーはかなり魅力的。

今回の「恋する宇宙」では、エセックス伯とは正反対の雰囲気を醸し出している。ヒュー・ダンシーは、アスペルガー症候群の、人とのコミュニケーションをとりづらいアダムの役を好演している。映画が進むにつれ、ひとりできちんと地に足をつけて生きるようになる主人公を愛らしく演じている。アダムが好きになる、同じアパートに住む児童文学作家(兼臨時の先生)役を演じている女優が、若いころのイザベル・アジャーニに似ている。古典的な美人。

映画の舞台が冬のニューヨークであることと、主人公の男性が都会の孤独の中で淡々と暮らしていくことや、バックで流れる少し物悲しい響きの音楽などが、少し「エターナル・サンシャイン」を思い出させる映画。

結局、人はひとりで生きていかないと、しかたないのかな、という大きな事実を再確認してしまう映画だった。

圭子

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