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2011年2月28日 (月)

「青春の門」-松坂慶子の肌は蝋のように白い!-

五木寛之原作の、筑豊の男たち、女たちの愛と悲しみのドラマの映画化である、松坂慶子の綺麗黄金時代作品「青春の門」をとうとう拝見してしまった。1981年作品である。

彼女(松坂女史)の肌は暗闇でぼんやり発光しているように見える。菅原文太との冒頭シーンだ。まるで肌に何かなめらかな塗料のような、蝋のようなものを塗っているような、人間としてあり得ないようななめらかな肌だ。この頃の松坂慶子は生きる人間というより、幻想の中の人形のような、完璧な美しさだ。特に、怒ったときの顔がよい。80年代の松坂慶子は怒っている時がすごくよい。(現在の松坂女史は菩薩のような微笑が、よい。)

その松坂さんのお相手の菅原文太がな、なんとファッションモデル出身だったとは、驚きである。今で言う、谷原章介や、竹之内君みたいに!?本作では、たしかにモデル出身であっただろう、しなやかでスリムな、無駄な肉のない体を大公開している。この作品では40代後半なのだが、非常に若々しい。運動神経も異様によい。

若々しいと言えば、若山富三郎が文太演じる伊吹重蔵の恋のライバルを演じている。富三郎がハーレーダビッドソンをぶっ飛ばすシーンもあり、この豪華さは一体何なんだ!?とめまいすらする。この映画の豪華さは、現在では考えられないスターの多さだ。もちろん、この映画が製作された頃と現在ではそれぞれの俳優陣の価値は違うのだろうが、それでも、菅原文太、富三郎、松坂女史、渡瀬恒彦、鶴田浩二(!)が同じ作品に一緒に出ている。今となっては不可能なほどのゴージャス感だ。

ちなみに本作は佐藤浩市の映画デビュー作。本作では義理の母タエに甘える少しマザコン的な幼い高校生の役をかなりのべビーフェイスで演じている。そして佐藤浩市演じる信介の幼馴染で、童貞を捧げる相手が、杉田かおる!!田舎の純粋な娘が家庭の事情で水商売の女になってしまうという、悲劇の織江を素朴に演じる。

何もかもに「時代は変わった・・・」と衝撃を受けることの連続の映画だった。若い時点で最愛の夫が亡くなり、その夫の連れ子である信介を命がけ(文字通り、命がけ)で育て上げ、その間に経済的に豊かな富三郎(竜五郎さんというやくざの親分さん)からの求愛を受けても、動じることなく「私にはお父ちゃんだけ(in 筑豊弁)」と一生を重蔵に捧げる。松坂慶子、本当に綺麗。文太演じる重蔵と、松坂演じるタエには、映画界のベストカップル賞をあげたい。

圭子

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