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2011年4月15日 (金)

「トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合」-オーウェン・ウィルソンの子供のようなはちゃめちゃさに思わず感動-

私たち世代(40代前半、と申し上げておこう)にとって、マット・ディロンは青春の一ページを飾るスターだ。「アウトサイダー」を中学高学年か高校生の頃見た。スティーヴィー・ワンダーの哀愁漂う主題歌を聞いたら、今でも気持ちは十代の頃へ飛んでいく。マット・ディロンという人は顔は甘いのに声が低く、渋い。若い頃のワイルドさに大人の成熟感もブレンドされ、飲み頃の赤ワインのような俳優になった。顔は真面目だが、「メリーに首ったけ」のようなコメディもこなし、いまや怖いものなしな印象だ。そんな彼がオーウェン・ウィルソン(鼻の形、印象的!)と今をときめくケイト・ハドソンとタッグを組んだ本作は、何も深く考えずただただ楽しみたい時に見るのに最適な映画である。

ちなみに本作、ややお下劣な場面も含むが、物語は最終的にはきれいに収まるので、ぜひ安心してワイワイ騒ぎながら見ていただきたい。

ケイト・ハドソンって、堂々としていて、うらやましい。結構どの作品で見ても似たような印象を受ける。年齢の割に、ふてぶてしいまでに、落ち着いている。「育ち」から来るのか、この風格は?(ゴールディ・ホーンの娘だしな。)一度は自分に自信のない弱々しいキャラクターの役など見てみたい。若いし今後が楽しみだ。本作では会社社長(マイケル・ダグラス)の娘で、父親の会社の社員カール(マット・ディロン)と新婚生活をエンジョイするモリーを演じる。あまりの自信満々風の風格で、「小学校の先生」という役柄がややミスマッチ。

オーウェン・ウィルソン演じるランディ・デュプリーは30代後半の設定だが、近所の小学校キッズ達と妙に気が合い、暇さえあれば本気モードで遊んだりしている。純粋すぎてキラキラした目できょとんとしていて、やや周囲を当惑させていたが、憎めない、愛すべきデュプリーを好演している。(時に、閉口するほどお下劣なシーンもあるが、そんなシーンを演じていても、愛らしさは失わない。平成の芦屋雁之助と呼ばせていただきたい。デュプリーは愛らしい山下清的キャラだ。)デュプリーは新婚ほやほやのカールとモリーの生活をはちゃめちゃさでかき乱す・・・

カールの飲み仲間の一人にやたらアダルトビデオに執着するニールという役がいる。彼をコミカルに演じる俳優セス・ローゲンだが、「恋するポルノ・グラフィティ」でこれまたアダルトビデオに深く関わる役を主役で演じている。あまりに役柄がかぶっているので、今後彼をほかの作品で発見しても「またアダルトビデオ好きの例の彼か」と変な先入観で見てしまいそうだ!

マイケル・ダグラスが未だに格好いいのでその辺りもチェックしていただきたい。この映画のときすでに60歳過ぎだったようだが、スーツをパリッと着こなしビジネスの世界で軽やかに生きている役がその年齢でも不自然でなく演じることができるのは、さすがアンチエイジングの国アメリカならでは。ダグラス演じる、モリーの父親役は、ゴードン・ゲッコーへのオマージュ的な役柄だった。とにかく、ダグラスはケイト・ハドソンの父親役じゃなくても、彼女の彼氏役でも大丈夫なくらいイケている。さすが若い嫁さんをもらっているだけある。

圭子

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