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2011年4月12日 (火)

「マイレージ、マイライフ」-ジョージ・クルーニーと一緒に出張して、マイル貯めたい-

独身で自分のライフスタイルをかなりしっかり確立して自立している中年男。一年で300日は出張、という生活の中、小さなスーツケースにシャツや小物をきれいに詰め込む旅慣れた男に段々となっていったのだろう。本作でジョージ・クルーニー演じるライアンは、けちのつけようのない「仕事のできる男」だ。

だが、仕事を淡々とそつなくこなし、出張でのマイルも確実に貯め、各地のヒルトンではレセプションに「お帰りなさいませ、ビンガム様」と名前で呼ばれるライアンも、映画後半では妹の結婚や出張先での魅力的な女性との出会いなどから「人と関わる人生もよいかも?」と気づく。気づいてハッピーな未来が見えたあたりで映画が終わると普通なのだが、そこは「JUNO/ジュノ」のライトマン監督。ちゃんと「痛み」も残してくれる。

ライアンの妹役の女優のやや歯並びの悪さ、そしてそばかすを見て、すぐに「乙女の祈り」でやや太めのポーリーンを演じていたニュージーランド女優(メラニー・リンスキー)だと気がついた。前歯に特徴がある人なので!かなりの衝撃。1995年に見たとき、友人ケイト・ウィンスレット(演じる、ジュリエット)と共に、強烈な殺人事件を起こしていたあの子(役で、でであるが)がこんなに普通の役やってる!アメリカ人役だし。「乙女の祈り」の時は、「絶対この子、『性格俳優』になるな、将来・・・」と懸念していた。イメージ的には「大人になったらキャシー・ベイツっぽくなるだろうな」という感じの子だったのだ!!ところがどっこい、普通にかわいらしい女性に成長している。恐ろしいものだ・・・ すごくぽっちゃりしていたのに。

出張先のホテルの朝食をタイトスカート穿いて上司と食べる、とか、イベント会場で首からネームタグをぶら下げて夜のパーティーに飲みに行く、とか、アナ・ケンドリック(「トワイライト」では高校生役を自然に演じていたが、今回は社会人一年生を好演!)演じるナタリーのワーキングスタイルを私も1990年代少しだけ経験した。上司はジョージ・クルーニーではなかったが、楽しくワイルドな日々・・・ だが、現在は久しくタイトスカートも穿いていない(穿くとご飯が食べられない)し、飛行機での出張などもう十年はしていない。今後も多分、ないだろう。ヴェラ・ファーミガ演じるアレックスは、セミ熟女になってもスーツケース一つで颯爽と空港から空港を渡り歩く生活を続けている。これは並大抵ではない。スーツを一日着ていると、異様に疲れるものだ、アラフォー女は。だが、ゆるめの服を着て、ストッキングをはかない生活に甘んじていると、ヴェラ・ファーミガと真逆の方向(どんな方向だ!?)へ否が応でも進んでしまう。時は残酷だ。せめて年に数日はタイトスカートを穿く「ヴェラ・ファーミガDAY」を設けて、摂生したいと思う。とりあえず、若く狂騒的な日々にノスタルジーを覚えて座布団三枚追加!

圭子

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