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2011年7月 5日 (火)

「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」-エマ・トンプソンに駄作なし-

基本的に、エマ・トンプソンが出てくる映画に、出来の悪いものはない。エマ・トンプソンが関わっているというだけで安心して見ることができる。(同様な安心感をスーザン・サランドンからも得る。)

本作は主演及び脚本をエマ・トンプソンが担当している。悪くなるはずがない作品だ。

原作は子ども達に愛読されてきた「ふしぎなマチルダばあや」という作品らしい。原作のことは全く知らなかったが、前情報がなくても素直に楽しめる作品だ。

子どもたちを躾るのは大変な作業だろう。子どもを一人も育てたことのない私も、本作のように7人ものわがまま放題のいたずらっこ(うち一人は赤ちゃん)にきちんとした言葉使いや決まった時間に就寝することを身につけさせるのが大変なことは想像できる。エマ・トンプソン演じるナニー(乳母)のマクフィーは、魔法の杖を使って暴れ放題の子どもたちを次第によい子(自分できちんと考えることのできる、自立した子)に変身させてゆく。

俳優陣がかなり贅沢だ。子どもたちの父親ブラウン氏(妻をなくしたシングルファザー)はコリン・ファースが愛らしく演じる。ブラウン家のメイドにケリー・マクドナルド。料理担当はハリーポッターでいや~な先生役のイメルダ・スタウントンだ。他にもコリン・ファース(演じるブラウン氏)の勤め先(葬儀屋!)の同僚にデレク・ジャコビがさりげなく存在していたり、コリン・ファース(演じるブラウン氏)の亡き妻の伯母役は「ナイル殺人事件」でサロメ役だったアンジェラ・ランズベリーだ。

子役の中で「この端正な顔の子どこかで見た~」と思い続けていた長男役の子だが、「ラブ・アクチュアリー」でリアム・ニーソンの義理の息子役だったトーマス・サングスター だ。つまりは本作には「ラブ・アクチュアリー」に出演していた三人(トンプソン、ファース、サングスター)が集合している。(「ラブ・アクチュアリー」も本作もワーキング・タイトル社の作品だ)

エマ・トンプソンの特殊メークは凄まじい。こういう風貌の役を堂々とカッコ良く演じるエマ姉さんに拍手!英国の宝、エマトンプソンよ永遠なれ!

圭子

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