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2013年6月25日 (火)

Super Moon!

比較対象がないので、写真ではよくわからないかもしれませんが、昨日の月、確かに大きく見えました!

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うちの近所で見たSuper Moon。

月、と言えば、エコー&ザ・バニーメンの「キリング・ムーン」。1984年の「Ocean Rain」というひどく美しいアルバムに収録されております。映画「ドニー・ダーコ」でも使用されてますね。

20歳くらいのときに一人でパリのペール・ラシェーズにジム・モリソンの墓参りに行ったら、墓の周りを彼のファンが囲んでいました。そこで、一人でいたアメリカ人の男の子と「ドアーズっていいよね。」と話していて仲良くなり、住所を交換したら、帰国後カセットと手紙を送ってくれました。彼がドアーズの曲と、エコー&ザ・バニーメンの曲の中で、彼なりに「似ている」と思った曲を録音しているテープだったのです。むちゃくちゃ似ている!というより、雰囲気が似ているような曲を交互に録音してくれていました。たとえば、「The Crystal Ship」と「My Kingdom」とか。

昔の自分が普通にできていたことが、もう今や、何もできないような気がします。今では一人でパリを探索して、そこで知り合いを作る、という勇気もありません。若いころは外国の一般家庭の家にホームステイして、そこの家の人や、他の多国籍学生たちとともに共同生活して、バスルームを共有したりしていましたが、もうそのような「他者と気を使いながらも楽しく生活する」という行為も、無理な気がします。「他者」に対する許容範囲が狭くなっているから。イギリスで寮に住んでいた時、同じフロアの一年生のイギリス人が廊下などでうるさすぎて、部屋で勉強に集中できず、腹が立って腹が立って、寮のwarden にアポをとり、「何とかしてくれ。」と直談判したこともあります。きっと今の私は英語でロジカルにクレームすることなんて、もうできない。そんなコミュニケーション力も行動力も、ないと思う。若いころ自分が書いた英語の論文はもう、読んでも何がなんだかわかりません。まず、もう書けません。「アルジャーノンに花束を」のチャーリーの、物語の終わりの頃(脳手術の後しばらくたって、急速に知能が失われていく自分を自分で恐れおののく状態)みたいです。昔はいい男がいれば、迷わず声をかけることもできました、バーでも、本屋さんでも。失うものはない、という精神で、ただ行動あるのみ、と、行動していました。もうそんな勇気もないし、自分に自信もありません。知らない人に声をかける勇気もありません。何をする勇気もなく、自分にあるものは「限界」「老化」しかないのか、と思ってしまいます。

昔ペール・ラシェーズで会って、後にカセットテープを送ってくれたアンドリューを思い出し、そして彼のオリジナルテープを久しぶりに聞いて、なんだかこのまま息を引き取りたいような気分になりました。最近は誕生日の後、ふとこのように、悲観的な気分になってしまいます。midlife crisisか?

圭子

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