« 「べっぴんさん」の不自然なシーンについて② | トップページ | 久々の伊勢神宮です。 »

2017年2月16日 (木)

「べっぴんさん」の不自然なシーンについて③

もうあかん・・・ 一体全体、このドラマの中の登場人物に、「こころ」はないのだろうか??タケちゃんの明美さんへの想い、についての周囲の対応、おかしいやろ!!??

もう少し奥行きのある話を描くとすると、

①タケちゃんが実は明美さんのことが好きで、明美さんと結婚したいと思っていることを知る。

②タケちゃんが明美さんとジャズバーで会うことを知る。

③心配なのでバーの隅でやりとりを見る。

④明美が「家族の死をもう経験したくない。だから誰とも結婚しない。」とタケちゃんに言うのを見る。

ここまではいいだろう。(バーの物陰で聞き耳を立てるのも変だが。)

だが、この後、どうして「タケちゃんにいい相手を見つけてあげよう(明美以外で)。」となるか?普通はメンバーの中のおせっかい(通常は主役)が「明美さん、それは違う!それはもちろん、家族の死を経験するのは非常につらいことだ。明美さんは若い時にそれを経験して大変だったのは、わかる。しかし、配偶者の死を恐れて、独身を貫くなんて、おかしいよ!一緒の時代に生まれてきて、偶然出会えたわけだし、これは奇跡的なことだよ。お互い好意を持っているはずだし、そんな臆病にならず、タケちゃんと前に向かって生きていくことを考えてみて!」と心からの気持ちを伝える。とか、もしくはタケちゃん自身が「明美さん!そんな理論納得できない!僕はもう何十年も、明美さんを想ってきたんだ。明美さんしか考えられない。約束する。明美さんを悲しませることはしない。明美さんより一日だけ、長生きする。絶対幸せにする。今までの身内が亡くなって悲しい思いをしたことを帳消しにするくらい、幸せにする。明美さんしか見えんのじゃ!」みたいな、劇的な熱いプロポーズ(必要なら抱きしめる、などのオプションも可)で明美のハートの氷を解かす、など、なんとでもできるのでは?あっさり諦めるタケちゃん。不自然だ。

挙句の果てに、あっさりと同郷の若い女の子と見合い、そして、その見合いの席になぜか明美が「タケちゃんのいいとこリスト」持って同席。怖すぎる。異常性すら感じる。リストを読み上げるときの明美の演出も、「アンドロイド」のようで、人間っぽさがなかった。

おかしいでしょ?ねえ。おかしいでしょ?不自然でしょ?そして、そもそもなんで周囲の皆、明美さんとくっつけようとせずに、すぐに見合い相手を探し出したの?薄情な気がする。ああ、ずっと思っていた違和感。「すみれ、きみちゃん、良子ちゃん」対「明美」の「3対1の関係」がずっと続いている。いつまでたっても、この3人(お嬢さんバックグラウンド)と1人(お手伝いさんの娘)という関係は「4人の一丸となって前へすすむ仲間」にはなっていない。明美だけずっと地味な色の服を着ているのも、気になる。登場人物たちの「こころ」の冷たさに、今日も違和感。

圭子

|

« 「べっぴんさん」の不自然なシーンについて② | トップページ | 久々の伊勢神宮です。 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「べっぴんさん」の不自然なシーンについて③:

« 「べっぴんさん」の不自然なシーンについて② | トップページ | 久々の伊勢神宮です。 »